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世界を変えれるだけの力を持つ俺の今後はどうなってしまうのだろうか?  作者: 陽空
第2章インティア王国・ユートピアと呼ばれる街カンタラ
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えらい事に化け物が現れました。

ブックマークありがとうございます。

作者飛び跳ねて喜んでいます。

 朝を迎えた・・・至る所が痛い俺・・・


 朝飯を食べレイラと子供達に見送られ俺、アルマ、ダン、ロビンは大会会場となる闘技場へと足を進める。途中ある事を思い出し俺はダンに質問する。


 「ところで俺とアルマが最初に当たるのは誰になるんだ?」

 「ルーさんブロック何ですか?」

 「Fだが・・・」


 それを聞いたダンとロビンがお互いの顔を見合い、笑顔で・・・


 「俺達です!!」


 と力強く言葉を発するのである。

 俺はそんな2人を見て笑顔になり・・・


 「やっぱりデキてるだろ?お前達」


 と言葉を掛けるのである。


 ・

 ・

 ・

 ・

 そんなこんなで会場に着いた俺達、新しく出来た生傷が痛むが1回戦はアリス・サティのペアである!

 実力を把握する為にも俺は2人の戦いを観戦席で見ておく必要がある。と言う訳で観戦席で1回戦開始の合図を待つ俺達。


 予選の時とは違い観客は熱を帯び大賑わいである。


 そろそろ1回戦開始の時刻になり、闘技場に黒服の男が登場する。男は闘技場の真ん中迄足を進めると、大きな声で開催の挨拶をする。


 『本日は闘技大会ペア第24回御来場ありがとうございます。長々と話しをするのは野暮の極まり!早速参りましょう!!


Aブロック代表ぉぉぉーーーー!!


勇者ぁぁーーー!!アリスゥゥゥーーー!!!

アンドゥゥーーー!

サティィィーーー!!!』


 「うおおオォォォーーー!!!!!」


 皆は立ち上がり、声が出る限りの大声で歓声を送り、会場は最高潮に達し盛り上がっている。


 《どうやらサティの2つ名は伏せてあるらしい・・・》


 アリスとサティが入場口から闘技場に顔を出す。

 アリスは手を振り観客に応え、サティは笑顔でおしとやかに入場する。


 暫く続く歓声が鳴り止むのを見計らい、黒服の男が次の言葉を発する。


 『2人に迎え討つ相手は!!!


Bブロック代表ぉぉぉーーーー!!


7対3のぉぉぉーーー!!ベルクゥゥゥーーー!!!

アンドゥゥーーー!

窓際のぉぉぉーーー!!リキッドォォォーーー!!!』


 「うおおオォォォーーー!!!!!」


 なんちゅー2つ名だよとちょっと引く俺・・・しかし大賑わいである、俺も少しテンションが上がってきた!!


 アリスとサティの対戦相手は2つ名とはかけ離れ、背が高く、筋肉モリモリの戦士だと思われるのだが・・・予選を見ていた俺からすると全く期待が持てなく、取り敢えず少しでも長く「頑張れ」と人知れず応援するのである・・・


 黒服の男は両者に何か話し掛け、開始位置まで両者を下がらせると、会場を足早に出て行った。




 そして・・・


 「ゴォォォォォーーーーン」


 と開始のドラムが鳴らされる!!!

 

  開始の合図と共にアリス・サティに目掛けて猛突進する対戦相手・・・しかし遅い・・・

 そんな事など構う事なく、アリスとサティは普通に会話している・・・


 「いいですか!アリス様、死亡させた場合は失格と成りますので、手を抜いて戦うのですよ!」

 「・・・う〜ん、よく分かんないよアリス・・・」


 とモジモジしているアリスを見て困った顔をするサティ・・・

 するとサティか手の平をアリスに向けて・・・


 「アリス様加減の程を見ますので、叩いて見てください」


 とニッコリアリスに微笑みかける。

 アリスはそれを見て・・・


 「は〜〜〜い!!・・・・せぇ〜〜のぉ〜〜!」

 

 と明らかに大きく振りかぶり・・・


 音速並みの拳を・・・


 サティの腹に向けて突き立てる!!!!



 そしてアリスが拳を振り抜くと同時に500m程先にある闘技場の壁が爆音と共に崩れ落ちる・・・


 それを見た誰もが声を発する事無く、さっきの熱気が嘘の様に沈下する・・・


 対戦相手が足を止め見る見る顔色が青く染まる、観客達も訳が分からずただ目を見開き呆然としている。アリスが拳を振り抜いた後の姿を目で捉え、流れる様にアリスの拳のその先にある崩れ落ちた闘技場の壁に目を送る・・・


 そんな事は気に留めずアリスは両足で跳ね・・・


 「やったー!やったー!!」


 と笑顔で静まり返った闘技場で一人喜んでいるのである。


 《何やら色々と溜めていたのであろうと、俺は解釈する・・・》


 誰もがアリスの前に居たサティ・・・拳が突き出た後に姿見えなくなった女性が死亡したと思い込んだのであろう、崩れ落ちた闘技場の壁を見る観客達の顔色が血の気が引いていく、中には両手で顔を隠しふさぎ込む者までいる始末。


 暫くしてそんな予想に反して崩れ落ちた闘技場の瓦礫が動く・・・


 かろうじて命を取り止めたのか!と観客達は思ったのであろう・・・しかしサティは何事も無かった様に上半身を起こし姿を現せ、自分の足の上にのし掛かる巨大な瓦礫をいとも簡単に払い除ける・・・


 それを見たアルマが俺に声を掛けてきた


 「なぁ~ルーお兄ぃ~ちっこい方は確かにすげーけど、なんかそれだっけって感じがするよ・・・でっかい姉ちゃんの方が数倍すげ~な!!」

 「ほう~・・・どうしてそう思う?」

 「でっかい姉ちゃん、ちっこい方の拳が当たる前スキル【スウェイ】使っただろ?・・・それに当たる直前スキル【受け流し】・・・そして壁にぶつかった時あれはスキル【受け身】だよな?」

 「なかなかやるな!アルマでもそれじゃ〜75点だな!」

 「俺なんか見落とした?!」

 「ああ、少し分かりにくいかも知れないが、拳が当たり壁にぶつかる迄の間に、足にスキル【気刀】を使っていたよ」

 「???ルーお兄ぃ〜それ変じゃないか?!だって気刀は武器に使うスキルだろ?!・・・・あっ!!」

 「ああ、その通りだ・・・足にナイフが仕込んであるんだろうな!それで勢いを殺してしたよ」


 確かにサティの能力値は大した事は無い、先ほどの攻撃を避けようとした動きは精々上級クラス、そして使用されたスキル自体初級・中級クラスで覚えられる技ばかりだが・・・それを最大限に生かし使用出来る者などこの世にほぼ居ない、しかしサティはさっきの攻防でそれをやって見せたのである。一歩間違えればそれは死を意味するギリギリ卓越されたスキルの連携技、やっぱりサティは化け物であった・・・


 だがそれだけでは無い事は俺は分かっている・・・


 サティのノーダメージを見たアリスは先程の笑顔とは真逆に、凄くつまらなそうな顔をする。そんなアリスを見てサティが・・・


 「う〜ん困りましたね・・・」


 と困った顔をしてアリスの元にゆっくり足を進めるサティ・・・


 「アリス様、それでは死んでしまいますよ!」


 と笑顔でアリスの傍に着くと再びアリスに手の平を見せるのである。


 「いいでしょ・・・あなたを宿敵ともと認めましょう!」


 とサティは小声で呟く・・・


 「じゃーいくよ!!サティ姉ちゃん!!・・・せぇ〜〜のぉ〜〜!」


 と明らかに先度より大きく振りかぶり、音速の拳をサティの顔に向けて突き立て様とした時・・・


 アリスは目を見開き・・・


 大の字で・・・


 地面に50cm程食い込んでいた!!




 「・・・え???」


 一体何が起こったのか理解がついて行かないアリスと対戦者と観客・・・思わず皆が口を揃えて言葉を発したのである。


 

 「う~んどうしましょうかねぇ~???」


 とサティはアリスの頭元に立ち、右手の頬に添え顔を傾け悩んでいるのであった。


 それを見たアルマが俺に声を掛けてきた


 「な・・・なぁ~ルーお兄ぃ~・・・で、でっかいねえちゃん・・・」

 「あ・・・ああ、格段に能力が上がったな!!」


 嫌違う・・・あのスピードはステータスMAXの動きだ!!!

 何故?・・・嫌俺は分かっていた!サティがアリスを力で捻じ伏せるという事は、それなりの能力を保持している事を・・・しかし何故?今なのか・・・何故?さっきそれを行わなかったのかが疑問である・・・


 見た方が早いなと俺は【ステータススキャナー】を使用してサティのステータスを確認すると・・・


 やはり攻撃・スピード・スタミナの能力値はMAXになっていた・・・そしてスキルを確認すると・・・それらしきチートスキルを発見する。


 その名は【宿敵(とも)たる由縁】・・・


 『条件下:戦闘中、宿敵(とも)と認めた者の必要と判断した同等の能力値を得る。』と書かれていた・・・

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

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