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世界を変えれるだけの力を持つ俺の今後はどうなってしまうのだろうか?  作者: 陽空
第2章インティア王国・ユートピアと呼ばれる街カンタラ
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えらい事にウチの子強いんです。

 動揺が隠せない俺はすぐ様声を張り上げて言葉を出していた。


 「ア、アリスどうして?!」

 「アリスね、ルーに貰った腕輪付けると、ちょー強くなれるよ〜」


 と笑いながら話すアリスであったが・・・俺は笑えなかった・・・

 その会話に直ぐ反応してサティが声を掛けてきた。


 「アリス様それは秘密事項でございます」

 「あっゴメン!アリス、ルーに会えたのが嬉しくて」


 サティは立ち上がり・・・


 「なるほどぉ~」


 と言葉を発して、笑顔で俺の元に歩み寄り・・・


 「ではぁ〜その不安の種を摘み取りましょうねぇ〜」


 と俺にナイフを突き付けて、笑顔で恒久的な処置を施そうとするのである・・・


 「あはははは、サティ姉ちゃんおもしろ~い」


 と言うアリスであったが・・・勿論俺は笑えなかった・・・


 しかしオカシイ・・・アリスに渡した腕は【見知らせの腕輪】というアイテムで決して能力を上げる様な物では無い、このアイテムは装着した者に危険が及んだ時、その腕に魔力を込めた者に知らせるだけのアイテムである。


 暫く悩んだが見た方が速いな・・・

 俺は「ステータススキャナー」と言う魔法を使いサティと戯れるアリスのステータスを覗き見たのである・・・すると・・・


 「ゲェェェェーーーーーーー!!!!」


 思わず口に出してしまった・・・急いで口を両手で塞ぐ・・・


 勿論その声はこの場に居る全員に聞こえており、不思議そうな顔で俺の方を見るが、俺は吹けない口笛で何とかその場をやり過ごす。当たり前だが【運】以外ステータスMAXの俺の吹けない口笛は、俺の前言を見事に打ち消し自然にその場をやり過ごす事が出来るのである。


 そして・・・


 俺が見た・・


 アリスのステータスは・・・


 驚く事に・・・


 【運】以外ステータスMAX・・・


 魔法もほぼ埋まっている・・・勿論【神位魔法】もある・・・剣技もほぼ埋まっている・・・


 しかしスキルはチラホラにしか無かった、そこで俺は見た事も聞いた事も無いスキルを発見したのだ!


 その名は【絶対なる支配者】・・・


 如何にもそれらしいスキル名俺はそのスキルの条件下を参照する。


 【絶対なる支配者】『条件下:従属関係にある者に触れている間その能力を使用する事が出来る』と書かれていたのである・・・

 つまり見知らせの腕は俺と意識化で繋がっており、腕輪を装着する事によりアリスは俺と繋がり、アリスのペットである俺と同じ能力を得るという事である・・・


 なんだこのチートスキル・・・勿論俺は笑えなかった・・・




 そしてダンを見る俺、基本能力は確かに初級クラスを遥かに上回っていた・・・戦士クラスの剣技も結構取得しており、そして気になるスキルだが・・・あった!!恐らくこれだろう・・・


 その名は【賢人からのエール】・・・


 【賢人からのエール】『条件下:賢人から送られたエール能力成長速度が20倍になる』と書かれていた・・・

 つまりダンにとって1年は20年分の価値があるという事である・・・


 なんだこのチートスキル・・・勿論俺は笑えなかった・・・




 そして最後はサティさてお前はどんなスキルを持ってるんだ!!とサティを見ようとした時・・・


 俺の視線に気が付いたサティは俺の方にニッコリ笑って近づき・・・


 「前にも言いましたが、ルー様が私を見る目は既に未遂罪・傷害罪・暴行罪・脅迫罪・強要罪・強姦罪・強制わいせつ罪・名誉毀損罪・侮辱罪・恐喝罪に該当するので、一編死んでみてください」


 と俺の鼻の穴にナイフを突きつけるのである・・・


 「あはははは、サティ姉ちゃんおもしろ~い」


 と言うアリスであったが・・・勿論俺は笑えなかった・・・


 

 何故この3人・・・1人は不明だが・・・何故チートスキルを取得しているのかと言うと、俺には思い当たる節がある、そうこの3人にチートスキルを与えたのは俺!!正確には俺のスキル【神の真似事まねごと】であろう・・・


 折角懐かしい3人に会えたのだが・・・完全楽勝のペア大会の雲行きが怪しくなってきたなと俺は少しナーバスになるのである。


 「ところで、何故この街に?」


 と俺は疑問をそのままぶつけてみる。


 「いえ、この街に魔人が現れたって報告がありまして、それで俺達この街に来たんです、それも誤解だって事が分かりまして、ついでに武道大会に出ようって事になりまして・・・」


 なるほど・・・俺は納得した!つまり全て俺のせいでこの様な事になっているんだな!そう納得した。

 

 「ルーの出るの???」

 「ああ、悪いが優勝は頂くがな!!」

 「むぅ~、絶対アリスが勝つもん!!」

 「はははは、当たった時はお手柔らかにな」

 「アリスが勝つも〜〜〜ん!!!!」


 とアリスとじゃれていると・・・


 「ルーお兄ぃ~早く来いよ、順番きたぞーーーー」


 と行列に並んでいるアルマが声を掛けてきたのである。


 「じゃーー俺いくわ、また後で」


 と4人に別れをして俺はその場を立ち去りアルマの元に足を進めるのである。




 大会の受付を済ませた俺とアルマは大会規則なるものを大会関係者から渡される、予選は本当なら8ブロックに分かれ行われるのであろう、その規則なるもののブロック分け8が横2本線で消され6と書き直されていた・・・


 「・・・・」


 まぁ~敢えて何も言わないでおこう、そして6ブロックに分かれ予選を開始する、その1ブロックは大体200組で行われ、ペアの内1人が代表として予選を行うというものであった。勿論1対1では無い1対199である、つまり円形状闘技場に200人の代表を放り込み残った1人だけが決勝トーナメントに進出するという事である。

 勿論俺はソロでは戦えないのでここはアルマにお願いする事になる。


 ブロックはA~HまでありAとEは勇者御一行様枠である。俺たちはFブロックで前にBブロック・Cブロック・Dブロックの予選がありそれを今観戦しているのだが・・・まぁ~なんと言うか・・・頑張れって感じで・・・俺達以外にもチラリホラリと観戦者は居るのであるが・・・寝てたり、カップルはイチャついてたり、何故かブルーシートひいて弁当を食べる家族が居たりする。


 そして予選で戦っているのはほぼ人間から魔族と言われる者ばかりで・・・俺がイメージしていたのと大分違ったのである・・・


 そんなこんなでFグループの番が来てアルマが登場するのであった。


 「さぁ〜一丁やってみっか!!」


 と気合十分なアルマ、そんな俺はちょっと父親気分で大声で叫ぶのである。


 「ウチの子きたぁぁーー!ねぇ〜アンタあれうちの子なの!可愛いでしょ〜アルマーーー頑張れよ!!」


 と誰も居ない俺の周りに話掛ける俺、それを見て場が和む選手達、そんな選手達に手を振って俺はそれに答えるのであった。




 「アイツいつか殺す・・・」


 と小声で顔をルーから遠ざけ赤面し拳を作るアルマであった。


 そして開始の合図が鳴り戦いが始まったのである。


 そして俺は思い出したかの様に大会規則に目を通す。えっと確か・・・あったあった、この大会での失格条件を目にして第2に記載されている項目に目をやる。


 【第2:相手を死亡させた場合は失格とする】


 それを見た俺は大声でアルマに教えるのである。


 「アルマーー殺したら失格だからな!!」

 「ルーお兄ぃもう遅ぇーよ!もう終わってるよ!!」


 と周りを見渡すと立ってるいるのはアルマだけだったのである。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

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