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Rain and a cherry tree of the sorrow《悲しみの雨と桜》

作者: 死神亜夏


短編ですけど、読んでくれたらうれしいです^^

自分は文才が文才がないので下手ですけどすいませんm(__)m

あと、最後が意味不明ですが考えてみてください^^


人は一番愛した人が居なくなったら、また違う人を愛するのだろうか?

しかし、今の俺にはその答えを答えられるような言葉は持ち合わせていない

むしろ持ちたくない・・・・・・・と思った


今日は朝から雨が降り続いていた


雨の日は外に出たいと思わない憂鬱で不快な気分になる

理由は分かっているつもりだ、しかしそれを直そうとは思わなかった・・・・・・

と言うか直せないのだ


俺は自分のベッドで携帯を片手に寝転んでいた


『今日は雨だね↓哲くん雨嫌いだよねぇ~、また家で寝てるのかな(?o?)v』


携帯のディスプレイにはこの文章が映っていた


俺の名前は西尾哲也(にしおてつや)

高校3年の17歳、身長178㎝


それからこのメールの差出人は5歳年上の姉だ

西尾夕夏(にしおゆうか)

年齢22歳、身長160㎝

そしてこの姉とは血が繋がっていない

俺が小1の時に親父が姉の母と再婚した

俺の本当の母は俺を産んだときに難産だったらしく、その事で体が弱り死んでしまったらしい

そして姉の父は暴力を振るっていたらしく姉の母が姉の為を考え離婚したのだ


それから何年も過ぎ姉は働くために家を出た、姉が19の時だった

そして家には俺と母さんと父さんの3人で暮らしになった

そして今日は、姉が帰ってくる日だった


俺は携帯を閉じベッドから起き上がった


「出掛けよう・・・・」


俺はふとそう言ってジャンパーを羽織り机の上の財布を後ろポケットに入れ家を出た

その時、時計の針は10時を指していた

家を出た瞬間から雨のせいで不快な気分に襲われた


「・・・・・・はぁ」


俺は玄関から傘を一本とり、傘をさし家を出て

そして俺は近くの公園の桜並木を通りながら図書館に向かった

俺は桜並木を見上げて見たがその時の桜は雨に濡れてあまり綺麗ではなかった


その後俺は図書館につき、時間を潰す為に読む本を探した

そして読む本は直ぐに決まりそれを読んだ


本の内容と言うと、突然家族を殺された主人公の復讐を書いた本だった、しかし最後は主人公が一人の少女に恋をし、彼女の説得により復讐を止めたのだった


良くできた内容だった、最後に主人公が復讐を止め彼女と幸せになるところなんか表面だけのきれいごとを並べただけの良作だ


俺はそれを読み終える頃には雨も止み、周りは薄暗くなっていた


「5時半かぁ、そろそろ帰るかな………」


俺は読んでいた本を元あった場所に返し図書館を出た

帰る途中、携帯を広げそして3件ある留守録メッセージを聞いた


『ねぇ、哲くん?私、帰って来たよ♪どこ遊びに行ってるの?早く帰ってきてね♪』


これが初めのメッセージだった


『ねぇ哲くん?哲くん?どこ行ったの私、哲くんが居ないと私、寂しくて死んじゃうよ………ねぇ、早く帰って来てよ……ねぇ、ねぇ………………』


これが次のメッセージだった


『………………哲くん……………哲くん……………哲くん………助け…………て………』


これが最後のメッセージだった

初めの声と最後の声では比べ物にならないような声だった

しかし俺はそのメッセージを聞いても急ぐ気は起きなかった


それから何分が過ぎ家についた

俺は家のドアを開け入った


「ただいま…」


しかし誰も『おかえり』とは返してくれなかった

親も姉もただ一言『おかえり』とも言ってくれなかった

俺は靴を脱ぎリビングには行かず階段を上り自分の部屋に言った


そして部屋でベッドに腰かけ携帯を広げメールを打った


『お帰り姉ちゃん、俺、今帰ったよ』


と打ち送信のボタンを押す

しかしメールは送られずにエラーになった

俺はエラーになったことなど気にせずに携帯を閉じ眠りについた


眠りについた俺は夢を見た、姉が家を出ていくと言った日の夢だった



「お父さん、お母さん私、この家を出ようと思うの」


姉は、夕食を食べている時にいきなりそんなことを言った


「どうしたんだ?いきなり、一人暮らしなんて?」


「もう、私も一人暮らししたいの仕事も決まったことだし」


「う~ん、そうだなぁ、仕事も決まったしな」


親父は目を瞑り言った


「そうよね、夕夏もいつまでも子どもじゃないもんね」


母は姉に優しくそう言った


「じゃあ、許してくれるの!?」


姉は期待に目が輝いていた


「まぁ、良いだろう、その代わり夏休みやお正月みたいた連休の日は帰って来るんだぞ?良いな?」


「うん!」


姉は嬉しそうに笑顔で返事をした

俺はその話を聞いてその場に居ても立っても居られなくなり逃げ出した

俺はリビングを飛び出し靴を履いて外に逃げた

その日は丁度雨の日だった

俺はそれから走って公園の桜並木の所に来た

その時の桜も濡れていてあまり綺麗ではなかった

俺はその場所で姉が居なくなる悲しみと身を打つような雨の冷たさで涙が目から溢れた

俺はこの時、雨を嫌いになったのだ姉が俺の前から居なくなる悲しみで

泣き出して何分たっただろうか?いや、まだ何十秒しかたっていないかも知れないそんな時だった


「哲くん…」


俺は後ろから誰かに抱き締められたそして耳元で囁かれたその声はとても優しく俺を包んでくれた


姉だと俺は一瞬で気づいた

何度姉に慰められ癒させたかその数は計り知れなかった


そして俺はその温かさの中で泣いた、涙が枯れるまで声が枯れるまで無我夢中で俺は泣いた

そんな俺を姉はただ一言「哲くん」と俺の名前を呼び抱き締めていてくれた


それから、姉は俺が落ち着くまで待っていてくれた

その後、俺は落ち着いた

落ち着いたことを姉に伝えると姉は笑顔で言った


「帰ろう」


「………………」


「大丈夫だよ哲くん、一生会わないんじゃないんだから」


姉は笑顔でそう言うが俺は下を向いたままだった


「………」


「じゃあ、哲くん、約束しよう?来年またこの場所来て一緒に見よう」


「えっ………」


「一緒に見よう桜」


「…約束だよ………」


「うん、約束ね、じゃあ、帰ろうか?」


「うん」


俺はそう言って姉の手を握った


「あっ//」


姉は少しビクついた


「ダメ?」


「ううん//」


姉は頬を赤らめながら言った


「姉ちゃん、抱き締めるのは平気なのに手を握られるのは恥ずかしいの?」


「い、言わないでよぉ//」


赤面した姉はすごく可愛いと思った

その後俺達は手を繋いで帰った


そして家についた時には親は出掛けていた


メモを一つ残して


『夕夏と哲也へ

私達は少し出掛けて来ますその間に仲直りしていてください、夕飯は適当に作って食べてください』


俺と姉はそのメモを見た


「お母さんさん達気をきかせてくれたのかな?」


「そうかな?」


「ふっふっ」


姉は少し笑った

俺も先ほどまでの暗い気持ちは忘れ笑った


「姉ちゃん」


「ん?どうしたの?」


「一人暮らし頑張ってね」


「うん」


姉は俺の優しい笑顔を見せてくれた


そしてそこで俺は目を覚ました


「クソ・・・・・」


俺はそう言うと寝ながら涙を流していた目を手で拭いた

しかし、目からは涙が流れっぱなしだった・・・・・・・・・


「クソッ!クソッ!クソッ!」


俺はそう言って壁を殴った、拳は血が出て痛かった、でも壁を殴り続けていた


もう、姉と会えないと言うことによるよると悲しみと悔しさで


その後、俺は玄関に用意していた荷物を持った、そこでインターホンが鳴った

俺は誰が鳴らしたのかも何の用事かも分かっていた

そのまま俺は玄関を出て家に鍵をかけた、そして外に居るスーツを着た男の人と女の人に連れられて車に乗った


「哲也くん、行くよ?」


「はい・・・・・・・・・・」





読んでくれてありがとうございました('-'*)アリガト♪

最後意味不明でしたか?

最後に答えはありません・・まぁ、あると言えばあるんですがあえて書かないほうがいいかなぁ~と思って書きませんでしたm(__)m

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