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「なんだかんだ付いてきましたけど私もいてもいい感じですか?」
訓練場からの成り行きで着いてきたけど居ていいのかなと思い3人に聞いてみた。
「あぁ、まぁいいぞ。タリアもそれがらみの報告だろ?」
「そうです」
短く領主様とタリアさんが話した。まぁならいいか
「で、察するに。グロチ伯爵領での動きがかくていしたかんじか?」
「そうです。まず向こう側の動きとして、やはり国境まで続くヘンゲル領内で事を起こしたいようですね。それに伴って確認できてるのは、向こうの暗殺ギルド所属の上位者。獣人の誰か、です。」
「、、、ロイド。ルカで足りるか?」
「ぅんー、まぁ大丈夫なんじゃないか?さっきも全力じゃ無かったみたいだし?」
ロイドさんが少し事ありげにこちらを見ながら言っている。
「ん?なんだ?あの動き見て見えなかった訳じゃないだろ、問題ないだろ。」
「ま。そうだな、んじゃ変更なしでこっちから出すのはルカで。後処理でタリア、お前が付いてくれ」
「、、、あの、ルカちゃん強いのはわかりますけど。獣人は他領だからともかく直接依頼したであろう暗殺ギルドのラックテイスからはおそらく剋星七位以上ですよ?」
なんだ?なんか聞いた事ない団体?とか言ってるけど。男性陣2人はのほほんとしてるし?
「ならお前にローダを着かせる。待機させろ」
「えっ?父とですか?」
「お前が言い出したんだ。まぁたまには一緒に任務にあたれ」
ローダって人、確かタリアさんの父親であの時寄った村長さんだよね?全然気が付かなかったけど、そゆこと?
あのおじいさん戦えるのかなって思ってると、いまだに心配そうな顔のタリアさんにロイドさんが口を開く。
「そんな心配しなくても大丈夫だろ?勘付かれたら困るからサーニャあたりは動かさなくても、ローダがいればなんとかなるだろうし。サーニャとバトった事を報告したとしても、ギルマスと結構戦えた新人少女と報告しても話半分で作戦を辞める事もないだろ」
「、、、わかりました。」
「、、、で、私は何すればいいんです?」
なんかいてもいいと言われたものの全くの蚊帳の外だったので聞いてみた。
「そうだな、なら一つだけ。ロイドより強いやつが来たらすぐに逃げろ、まぁルカのことだ、可能ならルーミア嬢を連れて、とだけ伝えておく伯爵の方はまぁ気にするな。万が一護衛依頼失敗になった際は、非適正ランク依頼として処理するつもりだからそこは安心してくれ」
そういえばグロチ伯爵夫人がこっちの騎士の護衛を付けたくないと言う事で冒険者嫌いだけど仕方がなく娘と仲がいいcランクなりたての少女に依頼した的な体だった事を思い出した。
それよりもロイドさん以上の人が襲撃して来るのかな?
「ロイドさんより強いの来るんですか?油断はしないつもりですけどお言葉に甘えて最悪はルーミア連れて逃げます」
今回は1人ってわけじゃなく護衛対象もいる。けど領主本人ががこう言っているし本当にヤバそうならルーミアだけでも連れて逃げようと思う。
「そうしてくれ、何かあったら妻とか娘が何か言ってきそうだからな、伯爵達の方はローダがなんとかしてくれるだろう。最後に少しルカに向こうの暗殺ギルドについて話したら終わりにするか」
意外と早い話し合いだったけど次の話で終わりみたいだ。
、、、まぁ要約すると
ギルドには剋星何位みたいな順位があって数字が若いほど強いとされ最上位の1.2.3位は二つ名、名前、能力一切不明で、話題に上がった7位以上は4位から烙星メルダス、双星ルダ、傀星ダンカール、蛇星ヒルダ、となっていて二つ名とか簡単なことしかわかってい無いみたい。
で上位の3人はまず来ないだろうって事、よくわからないけど「たかがこの程度の暗殺に出てこないだろう」って領主様が言っていた。
それで話も終わり、帰ろうとしてるとロイドさんが剣のことで話しかけてきた。
「剣見せるって言ったが、出発まで時間ないし帰ってきてからでいいよな?まぁ見せるだけならすぐだがどうせお前も振ってみたいだろ?」
「そうですね、子供たちの様子も見たいですし、買いたい物もありますから帰ってきてからゆっくり見させてもらいます」
マリーちゃんに任せた子供たちと出先での非常食(私は収納魔法の掛かっている指輪もあるから暖かいままの食事だけど)の事を考えながら返事をした。
そんなこんなで私は領主の館を後にした。
暗殺ギルドか、、、自分がどこまでやれるか試してみたい気持ちもあるけど今回はルーミアたちもいるし安全第一だね。
それにしても能力分からないって言うけど二つ名である程度分かりそうな物だけどそんなんでいいのか暗殺ギルドって思ったけど今は胸にしまっておこう。




