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朝食を終えた俺たちは玄関に向かう
「ママ、パパ行ってきます!」
そう言ってルカは玄関の横に飾ってあるとてもリアルな絵を見ていた。
この絵は俺が上質な紙を生成して記憶をトレースしたものだほぼ写真と変わらない。
ちなみにこの絵はルカが生まれた時に俺に見せにきた時の記憶だ2人ともとても幸せそうな顔をしている。
2人に代わって俺がしっかり守って成長を見ていこうと改めてつよくおもった。
挨拶も早々に外に出ると周りは全部森だ。
一部違う所があるとすれば木できたでかい家の裏手にさらにでかい木があることだ。
これは俺の本体、世界樹だ我ながら改めて見るとバカでかい。
まぁ人間からしたらとんでもない時間生きてきたからな
これの苗木をルカに渡したのはちょっとやり過ぎかもしれないが守ってあげられるならそれでいいだろう。
「お父さん確認だけど私が最初に行った方がいいのは東の人間の国だよね?」
ルカはそう言って確認してきた。
「そうだぞ、ルカの姿はほんのちょっと目立つからあの指輪も必ずつけるんだよ」
確認してできた子だと思いつつ冒険する際の約束として渡した指輪の事を伝えた。
「わかってるよ 人間の国ではエルフは目立つんでしょ」
うんうんと俺は頷きながら俺は考える
本当は人間の国にエルフがいようが問題視されない。
問題なのはエルフのハーフだ、つまり親のどちらががエルフ以外と言うことだ。
特にエルフの国では禁忌とされもし生まれることがあれば即処分される存在だ。
長寿のエルフの国が長い間他国に言いふらしてれば自ずと嫌悪は伝染していく、それもあって今の時代はエルフ以外のハーフも迫害を受けている。
まぁルカの姿を見せたくないのは別の話なんだが、、、
「それじゃあ東の海に向かうよ!出てくる魔物は私が倒すから手伝わないでね!」
「はいはい お願いするよ」
この地はかつて一つの大きな大陸だった、それが戦争で大きく削れこの地は孤島になった。
地形としてはここの大きな島遠中心に周りに海、そのだいぶ先に三日月型の大きな大陸がある感じだ。
南は元から海上都市として隙間があったが戦争で大部分が消し飛んだ、今はどうなってるかはわからないが。
♢♢♢
「もぉ これお父さん何かやったでしょ?全然魔物来ないよ!」
「な、何もやってないぞ」
嘘だ。ルカとの時間を邪魔されたくないからバレないように魔力を伸ばしていた。
そうすればこの島のバカじゃない魔物は大抵恐れて離れていく
俺は改めて長い間付き合っているこの依代を見てみる
顔は人間だった頃の面影を残しつつ少し子供っぽさが抜けているおそらく22歳ぐらいじゃないのか?
髪と肌は白く少し人間離れしていると思う、髪に関しては光に当たるとキラキラと七色に反射して神々しいとも我ながら思う。
ちなみに今どうやって自分の姿を感じているかと言うとそれは周囲の木たちを借りて姿を感じている。
俺の魔力、正確には世界に循環している魔力を吸っている植物の力を借りてる。移動もできるが移動出来るようになるのに相当苦労した。
そんなことを考えていると展開している魔力探知に魔物が引っかかったこいつはさっき考えていた知能の低い魔物だなまだ少し遠いが向かってくるからルカに教えてあげるか。




