34
朝目が覚めて、みんなで一階に降りる。
「おはようございます」
リアのお母さんに挨拶をする。
するとまたお礼を言われて明らかに豪華な朝食が出てきた。
「お礼はこの辺で次からは普通でお願いします」
「わかったよ、でも私はいつまででも感謝してるからね!」
「は、はい、、」
少し感謝が高い気がするけど気にしないことにしてみんなで食べることにする。
食べ終わり昨日話した通り、ギルドに向かう事にする。
ギルドに入ると色んな方向から視線を感じた。
「おいガキがガキ連れてるぜ、へっ、ココはいつからガキの遊び場になったんだ?」
まぁた絡まれた、、、ここのギルドロクでも無いやつ多くないかな?
そんな事を思ってると止めに入る人がきた。
「おいおい、オレの客になんかようか?」
「わ、悪い、ギルマスの客だったのか、、悪りぃな嬢ちゃんそれじゃ!」
そう言って男が走って逃げていった。そんな事なら最初から絡まなければいいのに。はぁ、、、
「あいつ助かったな、、、」「あの子が例の?」「あんななりだがちょーツエェぞ。お前が絡んでも助けてやらねぇからな」とか周りから小声の会話が聞こえているけど気にしない。
それよりギルマスだ。
「今回は助けてくれたんですね」
「何だルカ、オレが前回助けなかったと思ってるのか?オレは必要ないからしなかっただけだ」
そんな感じです笑いながら流された。
「それより領主から話は聞いてる。部屋行くぞ!ってそっちのガキンチョは何だ?取り巻きでも付けたんか?」
「冗談はやめてください。弟子ですよ弟子」
「冗談はこっちのセリフだぜ!と言いたいとこだがまぁルカの実力ならあり得るか?って話が進まんさっさと行くぞ、そいつらも連れてこい!」
男口調でそんな事を言われ部屋へと行った。
「で本題なんだが、こっちが追跡、救助任務の時の報酬200万ヘルン。それとこっちが今回の依頼の前金50万ヘルン、金貨25枚で用意したが崩したかったら言ってくれ」
「スゲェー金貨初めてみた、、、」
子供達が何やらはしゃいでいる。
「金貨のままで大丈夫です。それよりギルマスは任務のこと知っているんですか?」
「あぁ、リハイムとは昔からの知り合いでオレがギルマスになってからもたまに頼みを聞いてるからな」
ギルマスも昔の領主の事を知っているみたいだ、だんだん気になってきたから今度会ったら聞いてみよう。
「それとギルドカードをかせ、ランクアップの処理をしてくる」
しばらくして戻ってきたギルマスからシルバーのカードを貰った。これがCランクのカードか以外とかっこいいかも。
「これってBランクはゴールドだったりするんですか?」
「そうだぞ、かっこいいだろ!」
確かにかっこいい!
「ち、ちなみにAランクは何でできてるんですか?」
「もちろんミスリルだ!」
「凄い!、、、みてみたいかも」
「、、、特別だぞ?」
そう言ってギルマスが懐から蒼く輝く、銀色のカードを手渡してきた。
おぉ〜これがミスリルのカード綺麗。
名前のところには『サーニャ』と書かれていた。
「これがギルマスのですよね?名前サーニャって言うですね」
「そうだ、ダークエルフだと珍しくもなんともない名前だよ、それよりSランクは何だと思う?、、、なんとアダマンタイトでできてやがる、一度触ったことあるがあれで人が殺れるんじゃないか?って思うほど頑丈だったぞ」
「アダマンタイト、、、みてみたい!」
「悪いが流石に見せられないな持ってるやつは自由なやつが多いからな、知ってるやつだと、1人でダンジョン潜ってるバカとか、アダマンタイトを加工できる鍛治バカとかだな、世界に10人もいないから見つかりやしない、まぁ鍛治バカはドワーフの国にいるみたいだが」
「そうですか残念、それでSランクって何したらなれるんですか?」
「ん〜簡単に言ったら人間辞めて、偉業をなす事かな?」
「なんか壮大ですね」
「ルカが目指すなら応援するぞ、私もSランクになりたくて冒険者やってたしな、先輩として助言もしてやるぞ。1番大事なことは死なないことだ、弱くても強くても死ぬ時は死ぬ気をつけるんだな。って感じでおしゃべりはこの辺にしてリハイムからの伝言伝えておくか『明日屋敷に来てくれ』だとさまぁ任務の事だろう。で今日はもう帰るのか?」
「いや本当はこの子達の冒険者登録しにきたんですけど、武器とかも何も持ってないし決めてないなって思って訓練場で軽く体動かそうと思ってて、あそこって自由に使っていいんですよね?」
「おう全然いいぞ、それより面白いことやるみたいだしオレも行くか」
そう言って席を立ち「おい早く行くぞ」と私たちを急かして一緒に訓練場に向かった。
訓練場には人がおらず貸切状態だ。
「いつもこんななんですか?」
「そうだ。ベテランならともかく新人とかはもっと訓練しといてもいいと思うんだがなどうも金が先に出てクエストに行きたがる、だから要らんところで怪我し、最悪死ぬ。ガキンチョども、もし本当に冒険者になるんだったら訓練は怠らん事だな。で、どうやってコイツらの適正みるんだ?」
「それはこうして」
そう言って私は木で造った何種類もの武器を台を作りその上に並べた。
「かっこいい武器、好きな武器、使ってみたい武器、理由は何でもいいとにかく武器に触る、気に入れば私が教える」
「?そんな何種類もの教えられるのか?」
「自慢じゃないけど私どんな武器でも使えるから心配しないで」
それからギルマスは黙り後に下がり見ていることにしたみたいだ。
「それじゃあ今聞いた通り、気になった武器触ってみてね、サイズは小さめにしといたから体との割合はそんな感じってことだけど覚えといて」
「る、ルカさん。僕も必要なんですか?まだ魔法使えるかわからないけど、魔法が使えたらいらないんじゃ、、、」
「ルシュ君は魔力が2人より多そうだし使えると思うから安心して、それとルシュも武器を選んでね、実戦で魔力が無くなったらただのお荷物だよ?それに魔法だけで生きていけるほど外は甘くないよ」
「は、はいわかりました。」
そうして各々が色々な武器を触っていたらゴッツが質問してきた。
「コレとかコレってどうやって使うの?」
「たしかににゃ、みてみたいにゃ」
そんな感じでみんなが疑問に思ったみたいだ、確かにご尤もだ。
だから私は静かにこちらを見ている暇そうなギルマスに声をかける。
「ちょっと使い方見せたいんで手伝ってもらっていいですか?」
「おっ?待ってだぞ!出番はないかとウズウズしてたところだ!」
「そんな張り切らないでください!この子達に見えなかったら意味ないんですから、ゆっくりやってくださいね!」
「で、ギルマスこの中で使える武器ありますか?」
「ん〜そうだな、オーソドックスなのは大体扱えるかな?」
流石Aランク冒険者。それじゃあ私は少し扱いにくいものから行こうかな。
そうして私は普通のサイズで刃を潰してある鉄製の武器を作り出す。
「ルカ武具創造なんか使えんのかすげぇな」
「まぁ流石に小さいとやりずらいしね、じゃあまずは片手剣でお願いします」
それでしばらく武器を入れ替えながら組み手みたいな事をしていた。
「ギルマスって槍がメインなんですか?」
「よくわかったな、そうだぞ。てかルカ本当に全部の武器扱えるんだな驚いたぞ!少しやってみるか?」
ギルマスがニコりと笑いながら私に言ってきた。




