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世界樹のツトメ  作者: ワロえ氏
ルカの冒険 王国編
32/49

30

 みんな久しぶりにまともな食事をしたみたいで、みんな凄い食いっぷりで満足してくれた。


 特にゴッツは7歳とは思えないほどよく食べていた。

 まぁ歳の割には体が大きく見えるし元からよく食べてたのかな?


 なんとなく聞いてみたら「スラムにそんな飯があるわけないじゃん姉ちゃん」だった。ちょっと悲しい事言っちゃったかな?まぁ気にしないで食べてるしいいかな?気をつけよ




 、、、「「ご馳走様」」


 テーブルの上はパンも飲み物も無くなった。

 まだ収納空間にはあるけど食べ過ぎは良くないからね。


「みんな美味しかった?」

 私がそう聞くとみんなが、「あんなに美味しいパン初めて食べたよ」とか「ずっとお腹空いてたから幸せ〜」などやっぱり隊員達の簡易料理より良かったかも、遠征でもないから干し肉と薄いスープって話だし。喜んでもらえて何よりだ。


 さて夕食も終わったことだし後はお風呂だね!

 そう思いみんなにお風呂に入る事を伝える。


 伝えたけどルーミア以外は何それ?状態だった、

 スラムの子達は基本体を洗わず、雨が降る時に服を洗うついでにって感じで、ニーハは濡れた布で体を拭いてるようだ。

 意外だったのがルーミアはお風呂に入ったことがあるみたいだ、何か育ちで違ったりするのかな?


 とりあえず外に男の子用と女の子用で簡易的な風呂場を作る。

 子供4人ぐらいは入れる浴槽に隣に体を洗えるように広くしてそれを囲むように脱衣所と壁、それを2個造った。


 また子供達がすげ〜、すご〜と喜んでいた。

 ところで、男の子達は大丈夫かな?と思ったけど今は石鹸ないし、お湯で洗うだけだし大丈夫か。


 一応、浴槽の隣の体を洗う場所にお湯をいっぱい溜めてあるからそれを使ってね。って伝えてあるし早速入ろうか!


「じゃあ2人は気をつけて入ってね、浴槽でねちゃダメだよ。あと熱くなってきたらすぐ出て小屋で休んでてていいからね。」

「わかったよ姉ちゃん!言ってくる!」


 そう言って楽しみなのか、ゴッツとルシュが男湯へと突撃しに行った。


「じゃあ私たちも行こうか」

「う、ウチはいいにゃ、、、」


 そう言い出したのはネシーだ。

 やっぱり水嫌いなのかな?


「ネシー、大丈夫だよお湯だし綺麗になって気持ちいいから。入ってみよ?それに溺れたりもしないよ」

「、、、なら少しだけにゃら、、、」


 お、折れてくれたみたいだ、ところでなんで猫って水が嫌いなんだろう?まぁネシーは猫人(ミーカット)なんだけど。


 そうして服を脱いで洗い場に子供達3人と入って行く。

 こっちは男湯より少し大きくしてあるから余裕がある、それと体洗うようのお湯も溜めてない、何故なら私が直接シャワーのようにお湯をかけるからだ。


「じゃあみんなそこの椅子に座ってね」

 みんなに私が造った木の風呂椅子に座ってもらい、ネシーに気を遣ってゆっくり上からシャワーを当てていく(魔法で出したお湯)


「あ、あったかいです、ルカさん」

「たしかにきもちぃ〜」

「、、、」

「た、確かに気持ちいいかもにゃ」


 みんながそんな感じで反応をしめした。


「それじゃあ石鹸無いけど髪とか体洗おうね、そしたらあっちに入るから。湯船はもっとあったかくてきもちいいよ!」


 そういうとみんなが各々髪とかを洗い出した。


 みんなが洗い終わって揃って湯船に浸かる。


「ふぅー、、、やっぱり落ち着くなぁ」


 私がそう言うとみんなも「ふぅ」など「はぁ〜」と力が抜けるような声を出しながら浸かっていく。


 今は森の中だけどやっぱりお風呂はいいなぁ、、、


 入ってから5分ぐらいでみんなで上がる。もう少し入っていたかったけど、みんな顔が赤くなり始めてきた。


 お湯はそこまで熱く無いとは思うけど伸ばせちゃう前に上がることにする。


 タオルが一枚しかないから私がタオルを乾かしながら皆んなを拭いていってく、3人が着替え終わって私も自分の体を拭き終わり服を着替えたところで、隣の男湯からバッシャッッーン!と大きな音が聞こえた。


 何かあったのかと思い急いで確認に行ったら、私が来たことも気づかないままお湯を掛け合うゴッツとルシュがいた。


 なんだ、遊んでただけか、、、そんな事を思って安心していると、2人が私に気がついたみたいで「ぉわぁー!」と、2人揃って湯船に肩まで沈んだ。


「な、なに入ってきたんだよ姉ちゃん!」

「、、、///」


 、、、別に私は前世の孤児院で下の子の面倒を見てたからそんな気にしてないけど、やっぱり恥ずかしいのかな?

 だから私は至って普通に注意してその場を後にする。


「はぁ。元気なのはいいけど怪我しないでね。あと逆上せる前に上がりなよ」


 そう言って男湯を後にして女の子達に大丈夫と伝えて小屋の方へ戻っていく。


ちなみに服は魔法で綺麗にしている。

男の子達の分もこの時にやっておいた、本当は出てきた時でいいかな?って思っていたけど、さっきついでにやっておいた。



 戻った私たちはテーブルにつき私が出した水を飲んでいる。

 とりあえずみんなが眠くなる前に部屋をもう一個作っておく。

 今朝は緊急だったからウォーターベット1つに皆んなを寝かせてたけど、今は違うから一応分ける事にしとく。

 私は構わないけど、女の子3人もいるしね 気になるって子もいるかもしれない。


 作り終わってテーブルについていると男の子2人が戻ってきた、2人は逆上せたのか顔が少し赤い。体調は悪くなさそうなので水をあげて、すぐ寝かせようと思う。


「2人とも少し入り過ぎなんじゃない?とりあえずこれ飲んで寝ようか。明日も移動だから早く休まないとね。」


 そう言って渡した水はすぐに無くなり、2人が目を合わせて、どちらからともなく。

「じゃあねるか」


 と言ったのでさっき造った部屋に案内する。

「2人はそっちの部屋ね。一応女の子いるし分ておいた。何かあったらすぐ言ってね、あとこの小屋は誰も入れないから安心してね。それじゃあおやすみ。それと外に声は聞こえないと思うけど騒いで夜更かししたらダメだよ?」

そう言うと2人が揃って、「しないよ(しないです)!お、

おやすみ姉ちゃん(、、、おやすみなさい)!」


 2人を部屋に案内した後テーブルに戻るとリア以外の子が寝ていた。

 私は2人を魔法で空かせて寝室に戻る。やっぱりお湯に浸かると眠たくなるよね。しょうがないしょうがない。


部屋のベットに3人を乗せてリアに話しかける。


「リア、後は帰るだけだからゆっくり寝なね?もう攫われたりはしないから。」

「はい!助けてもらってほんとにありがとうございました!お風呂入ったら寝たのにもう一回眠くなっちゃったんで私も寝ますね!おやすみなさい。」


さっきも眠たいのか首がカクカクなっていたリアを早く寝るようにベットに促す。


 そうやりとりをしてウォーターベットの、奥からリア、ネシー、ニーハ、ルーミア、私の5人で川の字で、ベットに横になった。


 水の冷たさが熱った体に伝わりヒンヤリと感じる凄い気持ちがいい。

 そんな事を思っていると、3人とは違う寝息が聞こえ始めた、もう既にリアは寝たみたいだね。長く寝てたとは言っても疲れ切った心までも休まるわけではない。

 子供はやっぱりあの2ゴッツとルシュほどではないにしても、楽しそうにしてるのが1番だ。、、、みんなおやすみ。



 胸の内でシエルの「やっぱり子供は可愛いわね」と言う声を聞きながら私も夢の中へと潜っていった。

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