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のんびり書いてみたいこと書いていきたいです。
「、、、さん、お父さん!」
俺はこの可愛い娘に起こされるために寝る必要のない体に寝たふりをさせている。
「ふぁ〜おはようルカ」
寝たふりがバレないよう伸びをしながらルカに目をやる。
この子はフェルカ=アルノート俺の親友たちの忘形見、俺の自慢の娘だ。
母親譲りのくりくりと可愛く大きい目にエルフ特有の長い耳
長く綺麗な金色の髪、毛先に行くほど白くなってるとこだけは違うが、身長は150だが文字通り目に入れても痛くない自慢の娘だ!
父親から受け継がれたのは赤い瞳だけ、あのデカい図体とイカつい顔に似なくて本当に良かったと思ってる、、、
「お父さん今日は私の出発の日でしょ!寝坊なんてしないでね!」
「なぁルカぁ今日出発じゃなくてもう100年ぐらい一緒にここで暮らさないか?」
「絶対言うと思った!昨日私の誕生日の時に言ったでしょ
この前みたいに出発先伸ばさないでねって!」
「っう、そ、そうだな、それじゃあ行こうか、、、」
100年前、200歳の誕生日の時離れたくなかった俺は心を鬼にして
『まだまだ強くならないと外は危ないからダメだ』と出発を先延ばしにしたのを思い出す。
子供の時俺の冒険話をした俺を殴ってやりたい。
俺は少しでも長く一緒にいるためゆっくりゆっくりと重そうにベットから腰を上げた。
「お父さん早く!」
「わかったわかった」
はぁあと少しで一緒に入れなくなるのかぁ
子離れできない俺は一階に先に降りたルカを追いかけた。
ここは俺たちが住んでる家だ
俺がこの体を出せるようになったころ魔法で出した大樹を加工して作った。
階段を降りると朝食のためにテーブルにつくルカがいる。
「お父さん早く座って!ご飯食べよ」
「わかってるよ」
ルカの前の椅子に座る
これが最後の晩餐か憂鬱だ
いやいやルカが楽しみにしていた冒険に出るんだ俺が辛気臭い顔していたらダメだな。
「それじゃあ食べようか、いただきます。」
「いただきます!」
「ルカ準備はできてるか?」
俺はこの食事を楽しもうとルカと会話をする
「大丈夫!何度も確認したからお父さんたら本当に過保護すぎだよ」
「でもぉルカに何かあったら」
俺は怪我でもして泣きそうなルカの顔を思い浮かべて泣きそうになる。
「心配しないで!怪我しないために今まで修行一緒にしてきたんでしょ!シンお爺さんから貰った剣もあるし、アルカナお婆ちゃんに作ってもらった服もあるから!昨日も誕生日プレゼントでお父さんからお守りも貰ったから大丈夫!」
そう言ってルカは耳飾りに手を当てる
俺が上げたのは2つの耳飾りだほんの少し病気になりにくくなったり力が増したりする、もっとバフ盛りしたかったがルカがそんなの冒険がつまらなくなるからいらないと言うのが想像できるからやめた言われたら5000年ぐらい落ち込める自信がある。
耳飾りの見た目は2〜3cmの透明な円柱の入れ物の中に光に当たると七色に輝く木が入ってある。
何を隠そう俺の本体世界樹の苗木だ。
苗木と言っても本当はバカでかいんだが極限まで圧縮した。
この耳飾りルカには言っていない秘密がある、それは持ち主の死を肩代わる効果を持つ詳しくは少し違うがバレなければどうって事ない。
「ごちそうさま、それじゃあ行こうかお父さん!」
「ごちそうさま、そうだね行こうか」




