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ツンツン、、、
「ねぇ、、、聞こえてる?」
『はぁ、、、きえていくぅ?あれ?しゃへりかけられてる?私』
「そうだよ、助けいる?」
『、、、いいよもぅって!きこえるのぉ!私の声!』
「今会話できてるでしょ」
『あぁ最後に人とお話しできて良かった』
「別に諦める必要無いんじゃない?皆んなも許してくれるって」
『貴女に何がわかるとおも、、、』
睨まれた気がしたから、真っ直ぐ目を逸らさず語りかける。
「確かに自分の魔力を使って復讐を果たした事をよく思わない人がいるかも知れない、、、けど、家族や大切な人を失い、何が何でも復讐したいって人達は少なからずいると思うしその人達は感謝すれども恨みはしないよ。それに人はそこまでキレイじゃないよ、欲望の前には簡単に矛盾した建前を使う」
「私が言うのも変だけど気にしないで。で私が助けてあげるから私と冒険しよう!」
私はすごい笑顔でそう語りかけた。
これが私の建前と本音、、、
昔の研究者の奴らと一緒、そこまでキレイな人じゃないけどこの剣を救いたいのは確かだ、、、ハハ
全く同じことを思っていたかもと思うと笑えて来る。
『1つ聞いていい?。もし貴女だったらどうする?』
「それって誰の立場?、、、まぁどの立場でも私は、目には目を、歯には歯をだね!」
『、、、?』
「つまりやり返すってこと。」
それから私は昔のゲームの事を思い出して体験話をする。
「昔ね草原で寝てたんだけどそれを敵に見られてて爆弾を仕掛けられたの、それでお返しに私がしたのは、そいつらの家に忍び込んで家ごと爆発させた、しかも解毒に時間がかかる毒魔法付きでねっ」
そう言って笑いながら柄に手をかける。
『貴女面白いね、そんな貴女と冒険したいかも』
乾いた笑が聞こえた気がしたけどまぁいいだろう。
そして私は魔力を込めていく。
とんでもない量の魔力が吸われていく。
こ、これ多すぎでしょ?まだ入るのかな?
『ひぁ、、、優しい魔力、、、?貴女どうしてこんなにはっきり純粋な正と負の魔力もってるの?』
「、、、わかるんだ、まぁ隠すつもりはないけど今は説明が面倒だから今度ね」
そうして魔力が半分ぐらい持っていかれた時に大剣から眩しい光が出た。
光が収まり手元を見てみると。
先ほどまだ台座に刺さってた綺麗な大剣があった。
1つ違いがあれば葉脈の様な直線の模様に白と黒が増えた事だろうか?
それとなんかこの剣と心が繋がるってる感覚がする。
『?なんか魔力取りすぎて契約みたいなのおきてるね?』
「別に問題なさそうだしいいんじゃない?」
2人で笑いながらそう思った。
そして冒険するには心強い相棒が仲間になった。
「で!説明してくれるんでしょうね!ルカちゃん!独り言が始まったと思ったら突然光って綺麗な剣が出て来るなんて、、、」
自分で言ってておかしいと思ったのか後半がはてな?顔で声が小さくなっていた。
それにタリアさんのそばには隊長がいた。
「、、、ロイドさんいつから居たんですか?」
全く気が付かなかった、今だって探知魔法使っているのに、、、
「、、、最初からだ。」
?最初からって戦い始めた時って事?、、、か、隠さないと、、、
慢心してたわけじゃないけど私の魔法を潜り抜けるなんて、、、
それより犯人の所持物だからって押収されたら困るから相棒守らないと!
「と、とりあえずこの剣、、、相棒は私のだから。それに私以外に使えないし!それから決闘で勝ってるからコイツの物全部私のだから!」
つい焦って捲し立ててしまった、、、
『ルカ、、、私のことそんなに思ってくれるなんて、、、』
『、、、もちろん大事な相棒なんだから当然だよ!、、、?』
?あれ?普通に伝わった気がする。
「、、、決闘の話も聞いてる、何もしないから、その目をやめろ、、、タリアも」
「ロイド隊長、、、」
タリアさんがなんか子供の敵を見てる様な目で見てる。
周りから見たら子供の大切なものを取ろうとしている大人に見えたのかもしれない。
微妙空気が漂ってきた時隊員が現れ助かった。
「隊長!あちらの奴は全部縛り終わりました!こちらの被害も最小です!宜しければこちらに戻ってきて欲しく。こちらは終わりましたか?」
「あぁ今行く。こちらも終わったところだ。」
「流石です!やはり隊長は王国1です!」
「やめろ、俺が片したわけじゃない。まぁとりあえずこっちにも人数寄越してコイツを縛り上げとけ、後なるべく死なすな。」
そんな感じの会話をしてた時にボンゴツが目が覚めたのか掠れた声で会話に入ってくる。
「ばぁ、ばがな?、、、そっぢにはグリットざんが行ったはずだぁ」
「?、、、あいつか?確かに1人手応えのあるやついたな。」
「あのひどば、Aラングまぢかの実力だぞ!うぞつくな」
「お前喧嘩売っといて舐めてるのか?、、、ゴロツキの中でAランク相当の実力だからってチヤホヤされてるやつに負けるわけねぇだろ。」
「、、、」
そう吐き捨て、私とタリアを見て「戻って吐かせるぞ」と言って歩き出した。
野営地に戻ってみるとそこは凄いことになっていた。
木々は倒れ所々致命傷じゃないのかな?って程の血溜まりが見て取れる。
1箇所にまとめられた賊は7人程でその脇に寝かせられてる奴が数人いる多分だけど半数以上は死んでる。、、、だって上半身しかない奴もいるし、、、あまり見て楽しいものじゃないから自然とため息が漏れる。
「なんだルカ、あいつの事あんなにやっといてこういうのは苦手なのか?」
こ、この人、、、デリか
「ロイド隊長デリカシーないです、、、」
あっ!私が思った事タリアさんが言ってくれた。
なんかタリアさんのロイドさんへの好感度が時間を増して減っていってる気がする、、、
「、、、でグリット、残党はどこいった?」
あ、逃げた。
そんな話を逸らしたロイドさんは左肩から先と右膝から先の無い細身の男へと声をかけた。
「へへっ俺が負けた時点で他の奴らも死ぬのは確定、それに情報は俺しか持ってない、全員殺してサッサと探しに行くんだな!ハッハっ」
バカにした様にコイツがグリットって奴が喋った。
その時生き残ってる2人程ほんの少しだが顔つきが変わった。
「、、、おれはしってruz」プスっキンっ
「、、、なんっつぅガキ連れてやがる、、、スラムでいいガキでも拾ったのか?ヘンゲルのところは?」
グリットの顔がどんな感情かわからない様な顔に歪んでる。
私がしたのはただ単に顔に出た2人のうち近い方の奴を殺させなかっただけだ。
それより驚きなのが、その2人を殺そうとしたのがグリットで口から針の様なものを飛ばして確実に殺せる目から脳のラインを狙っていたところだ。
強いかもって知らなかったら確実に失敗してた。
「で、拷問でもするか?」
「いやしない」
そう言ってロイドさんはグリットの頭を持ちねじり上げた。
、、、死んだなっと思った時には既に言葉を発していた。
「知ってる事を吐け。前科がない事と情報によっては犯罪奴隷で話をつけてやる。特にお前。」
顔に出てた残りの1人に強調しながら言い放った。
そしたら賊たちが我先にと喋り始める、正直うるさい。
疲れたこともあって私は少し休むために離れる事をタリアさんに伝えた、快く許可を貰えたので離れた木の幹にもたれ掛かり少し休憩をする。
目を閉じながら心臓?心?に同化してる相棒に話しかける。
『疲れたんだけどさぁ、、、名前ってあるの?』




