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リアを探し始めて二時間ぐらいたった、一応町は一通り探せたと思うけど見つかっていない。
探しいてる途中でタリアさんの反応があったけど訳あってスルーした、けどどうやって行こうかな?
この後どうやって探すかと考えているとタリアさんの反応がある場所に付いた。
大きい門、奥に見える大きい屋敷。
ここは町の真ん中、たぶん領主の館だと思う、はぁ、行っても入れなさそうだしどうしよう?
とりあえず門番の人に声をかけてみる。
「すいません、タリアさんって人いませんか?いたら会いたいんですけど,,,」
「ごめんなお嬢ちゃん、ここは領主様のお屋敷だから中には入れられないんだ。それとタリアって人はここにはいないと思うぞ」
「,,,わかりました。ありがとうございます」
お礼をして私は門から一度離れて屋敷全体を見てみる。
タリアさんの反応は二階で、建物右側の所にいるみたいだ、どうしようかな,,,
流石に領主の館に不法侵入もまずいし。
そうして私が考えたのは紙飛行機だ、視力を強化してタリアさんがいる部屋を見たら窓が少し空いているのに気づいて、この案を思いついた。
屋敷を囲んでる柵の右角に移動して、[話したいことがあります、外見てください。ルカより]
と簡潔に書いた紙飛行機を、窓に向けてレールのようにした力を抑えた風魔法に乗せる。
風魔法に乗った紙飛行機はゆっくりと窓に向けて飛んでいく。
やった!成功した。
後は気が付くのを待つだけだな、と思ったら男の人が窓から顔を出してきた。
まずっ!
とっさに木の陰に隠れて様子を見てると隣にタリアさんが見えた。
今だと思った私は木の陰から出て手を振ってみる、少し遠いけど気づくかな?
あっ、タリアさん気が付いたみたいだ、少し驚いた様子でてを振り返してくれた。
そのあと男の人と少し話して一礼して姿が見えなくなった。
男の人も窓を閉めて見えなくなった。
しばらくしたら門の方からタリアさんの姿が見えた。
「ルカちゃんどうしたの?それより良く私がいるってわかったわね」
「そんなことより今は聞きたいことがあるんですよ!」
私ははなしを逸らすようにそういった
「昨日つけてた人のこと知りたくて」
「あれは私に任せてって言ったでしょ?」
「そうなんだけど、私が泊っている宿の子供が朝から行方不明になってて,,,」
「もしかしてあの子?」
「そうです。とりあえず町にはいないことは確認してるんで、どうしようかなって思って話しをきこうかなって」
「そう,,,でもどうして町にいないことがわかるの?」
「,,,ん~,,,まぁそういう魔法があるんですよ」
私は話が進まなそうだったので観念して簡単に説明をした。
「,,,ルカちゃん凄いわね,,,それじゃあ一度屋敷に入りましょうか」
そんなこんなで私は領主の館に行くことになった。
♢♢♢♢
今私は領主の目の前にいる。まぁ予想はしてたけど、ラノベを見てる身としてはやっぱり権力者はなるべく関わりたくない感じがする。
「で、そっちの娘は誰だ」
「リハイム様、こちらは冒険者のルカです。知り合いの方があの件に関わっているかもしれないのと、ルカさんの魔法が必要になるかもと思い連れてきました。」
「そうか、タリアに任せているからそれはいい、で奴らの動向は?」
「現在は町を出て北西に向かっているみたいです」
「,,,逃げ切られると面倒だな、すぐに追わないとな指揮はロイドに任せてあるからあとはうまくやってくれ」
「はい承知致しました」
タリアさんが一礼して部屋を出ようとしたので、私も領主に会釈してタリアさんに付いて行く。部屋を出るまで私は置物の様に静かにしていた。
「それでこれからどうするんですか?」
「今から町を出て人さらいを捕まえに行くんだけど、その前に今回の件の指揮をしているロイド隊長に会いに行く。多分準備しているから庭に行きましょう」
そうして庭に出た私の目の前には20人程の兵士と少し鎧が違う人がいた。
「おうタリア、遅かったじゃないか。朝には奴らが町から出たこと聞いてるだろ、それにそっちの嬢ちゃんは?」
「ロイド隊長こちらは冒険者のルカ、今回の作戦に加わります。許可は得ています。ルカちゃんこの人はヘンゲル軍総隊長のロイド隊長」
紹介された私は軽く挨拶をして成り行きを見ておく、今更だけど今から私も町の外出るのかな?まぁ一応必要なものは収納空間に入っているからいいんだけど。
「もう準備もできているみたいですし出ますか」
「おいおい自己紹介だけか?ほんとに領主様が許可出したのか?まだ子供だろ?」
「確かに頂きました。今はすぐに追いつきたいのでルカちゃんの事は後で言います。ルカちゃんは今から出れますか?」
「私はいつでも大丈夫ですよ」
そういってよくわからないけど私も人さらいを捕まえる隊に加わった。
道中で詳しく来てみよ。
そんなタリアさんはと言うと馬の上で私に手を出している、どうやら二人乗りで行くみたいだ。
隊長とその他の人も馬に乗り、みんなに一声かけて出発した。




