94.知らなかった
今月も終わりですね・・・。
明日でこの小説も1年目になります!!!
早いですね・・・。と思いましたが、もうすぐ100話になることを考えると結構長いですね!!
とりあえず本編へどうぞ!!!
伯爵家の中には入ったものの、イズが伯爵の挑発に乗ってしまった。
結果私たちはそれぞれ違う場所へと返されてしまった。
ルナは王宮へ、イズは殺人未遂として牢へ、ハイツも危険だと判断され別室で監禁。
私も自室ではあるが、軟禁状態にされることとなった。
部屋の中で一人。外に出ようとしても、部屋の前には兵が二人ほど立っている。
忙しく思っていた一日から一転。急にやることがなくなった私はベットので天井を仰いでいた。
今に何もできなくなってしまった自分の無力さに呆れて、できるであろうこともやる気を失ったのだ。
ため息を一つついて立ち上がろうとする。
その瞬間ドアの外から「お疲れ様です!!」といった声が聞こえる。誰か来るのかな?私がドアを見ていると、ノックが響いた。
私が何かを言う前にドアを開かれた。
ドアを開いた人物はお父様だった。
私が急いで立ち上がるとお父様は「まぁ、座ろうではないか」と言って私の部屋にあるソファに座った。
「今日は何してた?」
「・・・特に何も。」
「そうか。何か欲しい本はないか?」
「・・・わかりません。」
「・・・そうか。」
お父様がどれだけ心配しているかはわかっている。今も気を使ってくれてるなって。
けど、どうしても気持ちが切り替えることができない。
お父様への申し訳なさと何か複雑な気持ちのせいで顔を見るのが気まずく感じる。
「・・・お前が悪いことをしていないのは知っている。だが、今回は相手の方が上手だったな。」
「・・・・・はい。」
何とも言えない感情のせいで目頭が熱くなってゆき、視界がぼやけてゆく。
我慢しろ。そう思うと余計に出てきてしまう感情は手の甲にこぼれた。
「残念ながら、これ以上はマナリア嬢の件に首を突っ込んでいくことが無理だ。・・・だが、伯爵は捕まる。」
「・・・な、何でですか?」
「お前が仲良くなった伯爵の使用人が横領を告白してきたのだ。まぁ、条件付きだったがな。」
「使用人って・・・門兵ですか?」
「あぁ、そうだ。・・・そいつらの条件はレンドを罰さないことだとよ。てことで、今回のことは俺は知らなかったからな。お前も何を言われても、このことを知らなかったからな。これでこの話は終わりだ。」
お父様は要件が終わったのか、立ち上がりドアの方を向いた。帰るのかな。と思い私もたちあがり、挨拶をしようと思った。
お父様はその場で立ったまま思いっ切り手を叩いた。
ドアが開き、現れたのはハイツとイズだった。驚きの表情を隠せなかった。
お父様は「若い者で反省会でもしておけ」と言い残し、部屋を出て行った。その時にドアの無い兵も去っていくのが見えた。
私たちはお父様の言葉に従って、話し合いをすることにした。
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