87.城下町-デート?-
連続投稿週間二日目!
昨日今日と続き100PV以上来ていただけました!
本当にありがとうございます!!!
今回はレンドの悩んでいたことがちらっと見えます!
それでは本編へどうぞ!!
クルール嬢はルナのもう片方の手を掴んできた。
そして何か嫌な予感を感じると、クルール嬢が提案してきた。
「一緒に回りましょう!」
その言葉が飛んだ時。周りの人は固まった。
そして私は「は?」と言ってしまった。
えっ?私、ルナとデートだって言ったよね?なんでそうなるんだよ・・・!
私が頭を抱えていると、押しに弱いルナはクルール嬢の提案を飲み込んでしまった。
・・・ルナとのデートのはずだったが、私の隣にはルナはいない。これはデートというのか?
まぁ、何回でも一緒にデートすればいいんだろうけど・・・。けど、よくよく考えれば初デートなんだよ!初デートくらいは二人の時間を過ごしたかったのに・・・!まぁ、もう何とも言えないけどね・・・。
私は前を歩いている二人の様子を見る。
クルール嬢はとても楽しそうだ。ルナもぎこちないが楽しそうではある。
とりあえずルナが楽しいならいっか。私は自分の気持ちを抑え込め、ルナの様子を見ていることにした。
暖かい目で見守っていると、二人の視線は私の方に向いた。
何だろうとニコッとすると、クルール嬢が近づいてくる。
「セレルーナ様のこと好きですか?!どこが好きですか?!」
私は唐突なクルール嬢の問いかけにびっくりしたが、即答しようとした。
しかし、たった二文字は私の心を惑わせた。
前世で好きな人は確かにいた。けど、その人達以上の想いが、ルナに対してある。けど、中身は一応女だ。大好きなのになぜか抵抗してしまう。しかし、ちゃんと言いたい。ルナには知っていてほしい。・・・嫌われたくはない。
ぐっと苦しくなった胸を押さえつけ、間を開けてから返事をした。
「好きだよ。ずっと。私はルナのことを大切に想っているし、愛している。できることなら、一生一緒に居たい。彼女は誰とも比べられないほど、私とって大きい存在だ・・・。」
私が地面を見ながら、立ち止まり話すとみんな止まってくれた。
どうしてもみんなの方をみれない。私が黙って歩き出そうとすると、クルール嬢が興奮しながら伝えてきた。
「素晴らしいですわ!!セレルーナ様がこんなに愛されていると思うと、わたくしも喜ばしいですわ!」
クルール嬢は納得したのかまたルナと一緒に前を歩き始めてしまった。
そして私は今日の夜。ルナに言おう。言わなきゃ。
そう決意し、また一緒に後ろを歩き始めた。
鼓動を速めた心臓は鳴りやめることを知らなかった。
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