8.青年の少し前
今日から毎週水曜日8時に投稿です!
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ああ、面倒くさいな。
第二王子様が来て騎士団は整列をさせられた。
先輩方は第二王子様が御年10歳だからと言ってやる気がないのを見え見えでダラダラ立っている。
どうも先輩方は脳がないらしい。
もし、見破られて王様や第一王子にでも言われたらどうするつもりなのだ。
俺は、そう思い面倒くさいなと思いながらもちゃんと立った。
驚くことに俺の前に第二王子様が来た。俺たちは本来やらなければならない礼も何もしないでとりあえず立っていた。
すると団長がやってきて、俺が若造だからやめたほうがいいと言ってきた。
俺はそうだよ俺に面倒ごとを持ってくんな。そう思いながら、立っていた。
すると、第二王子様はこの場にいた誰もが予想できなかった驚く行動に出た。
俺たちのことを思いっきり笑顔を崩さずに静かに怒ったのだ。
俺はその時に怖いという感情を初めて知った。死への恐怖ではない。
第二王子様に対しての恐怖だ。
第二王子様は一通り話した後、俺を連れどこかへと向かった。
俺は抵抗せずにそこへ向かった。抵抗したら何をされるかわからない。
しかし、少し出た辺りで第二王子様が倒れてしまった。
俺は近くにいたメイドや執事を呼んで対応をしてもらった。
俺は変に捉えられて国家反逆罪になるのは嫌だったので、一応第二王子様の横にいた。
そこから今日に至る。
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