77.胸騒ぎ
連続投稿週間7日目!
今日で連続投稿週間は終わりですが、毎週水曜日の20:00に通常投稿をしています!
この一週間でブックマーク数も総合評価数も増え、モチベは爆上がりしました!
少し長くなりましたが、本編へどうぞ!
私は今日王宮から学校の寮に行くことになっている。
イズとハイツも一緒に馬車に乗って学園に向かった。久しぶりの外に心を躍らせながら、しばらく乗っていると着いたようで馬車が止まった。
一足先にハイツとイズが下りる。二人は一斉に手と声を出した。
「「さぁ!一緒に行こう!」」
私は二人の手を取り馬車から降りる。私は顔を熱くしながら乙女ゲームだ~とのんきに思う。
とりあえず、職員室へと向かった。
職員室にてハイツの紹介が終わり、寮に行こうということになった。
寮に着くと、ウィルが「っ!レン~!」といつものおちゃらけた余裕はなさそうだ。
私は抱き返し、「ただいま」と言った。ウィルは「そんなことより…」と話し始めた。
「レンド!来て早々だが今日のイベントを覚えているか?」
「今日?・・・なんだっけ?」
「使役獣召喚の日だよ!」
使役獣召喚とは一年生になったら教わる一生の契約を交わす動物を召喚することだ。結構安直な名前だな・・・。
ウィルは楽しそうにはしゃいでいる。私もそのイベントを思い出し、ワクワクしている。
とりあえず、私たちは準備を済ませ教室へと足を運んだ。
中に入ると1人だけ朝日に照らされながら本を読んでいた。その姿はとても神秘的で魅入ってしまった。
そちらの人も私達に気がついたようで軽く手を振ってきた。
私は近づいて話をしようとした。
さっきまで逆光のせいで見えなかったが、その顔が明らかになってゆく。
……私たちの目の前にいるのは意外な人物で私は固まってしまった。
それはこの世界の聖女であり、ゲームの中ではヒロインのポジションであるスズネ=ヤナギだった。
スズネちゃんは今までとは違う雰囲気で私に近づく。私は呆気を取られたまま、彼女に手を触れられた。
彼女は猫なで声でも上目遣いでもなく、私の方をじっと見て話し始めた。
「レンド様…。私少し浮かれてました…。今までの非礼な行為、申し訳ございませんでした。」
「…う、うん。こっちも色々ごめんね。君も不安だったはずなのに何も考えてない行動だった。本当にすまない。」
私は頭を軽く下げ、続けた。
「これからはもっと君のことを考えるよ!改めてよろしく! 」
「よろしくお願いします!」
私は手を離して、後ろの方の席へと向かった。
私はハイツとイズ、ウィルに囲まれながら話し始めた。
「ウィル、この一週間なにがあったの?」
「…はぁ〜。関係ないと思って話してなかったんだけど、この一週間スズネ嬢はどっかに毎日のように通っていたよ。」
「どっかに?…ごめんイズ。少しお花を摘んできてくれないかな?サルビアの花を」
「わかった。ハイツよろしく頼む。」
「言われなくても。」
私が先程言った、「お花を摘んできてくれないかな?」というのはイズやハイツに隠密として働いてもらう時の隠語だ。
コスモスは危険度が1番低い。ヒマワリは中くらい。そして、サルビアは1番危険。
この3つの花で人に狙われるか、どのくらい被害が及ぶのかを伝えている。
イズは颯爽と学園を後にした。
来たばかりなのにと申し訳ない気持ちもあるが、それに勝る程、スズネちゃんの変わり具合が気になってしょうがない。
何事もないといいが。
…まぁ、なんかあるんだろうな。私は深いため息をつき、ステン先生が来るまでウィルと話しながら待つことにした。
読んでくださりありがとうございます!
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次の連続投稿週間はいつにしようか悩んでいます…
多分16000~18000くらいになったら、やると思います!




