73.会いたい・・・!
昨日は投稿をできず申し訳ございませんでした。
連続投稿週間は16日木曜日まで延ばさせていただきます。
では、連続投稿週間3日目!
本編へどうぞ!
私が精神世界から現実に帰ってきて数週間が経とうとしていた。
私はなぜか部屋に軽い軟禁状態だ。身の回りのことはイズとマナリアがやってくれる。食事はお母様がみんなの前で作ってくれたり、少しでも怪しいものは近くに置かなくなった。
なぜこんなに過保護なのかというと、イズに聞いた話なのだが少年レンド君がこの体を使っていた時の症状は何らかの衝撃による一時的な記憶喪失ということになっていた。
…だとしても、過保護過ぎないか?と思っていると、ドアがコンコンと鳴った。
「はーい」
「レンド!昨日ぶりだな!調子はどうだ?」
「元気だよ」
兄様は毎日のように私の部屋に来て調子を聞く。
私はそろそろいいかな?と思い、兄様に聞いた。
「ハイツに会いたい。」
「…はぁ〜、ずっと言ってるだろ?ハイツには会わせられないぞ。」
「…そう。わかった。」
これも毎日のように繰り返している会話だ。私が目を覚まして以降、ハイツに会わせて貰えないのだ。
私は考えていた最終手段を使うことを決めた。
しばらく話してから、兄様は自分の部屋に帰って行った。
私はまず忠誠の誓いをしたときに耳に着いたピアスのようなものを着けた。この忠誠の誓いは私たち王族しか使えない、魔法?のようなものだ。
ピアスは花の形をしているのだが、一人一人違う。私はレンドの象徴の花、真っ赤なサルビアが互いのピアスとなって耳に下がっている。
このピアスは主人と騎士が感覚を共有できるもので、主人からは一方的に遮断することができるが、騎士からは遮断することができない。
騎士にとっては一生に一度の大事な誓いだ。
私はこれを使ってハイツの安全を確認することにした。
~「ハイツ?大丈夫?どこにいる?」
~『レンド様?!・・・すみません、今は言えません。』
~「なぜ言えない?」
~『レンド様にご迷惑が・・・。」
私はハイツとの会話をやめ、すぐさまイズの方に振り向く。
「イズ!私をハイツの所へ連れて行け!」
「いいねぇ!最近刺激が足りなかったんだ!あれだろ?影ごっこだろ?」
影とは日本で言う忍者のような国家公式隠密団体名だ。イズは「早速行くぞ!」と言って私を背中に乗せた。
今日は会議が王宮で入っているからか、お偉いさんがたくさんいる。そんな中をイズは器用に誰にも見つからずに進んでいく。
私は知らない場所についた。
なんでイズは知っていて、私は知らないんだろう。
「ここにハイツが?」
「あぁ、ここにいる。」
私はすぐさま重い扉を開き、中に入っていった。
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