表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/127

72.ただいま

連続投稿週間2日目!

今回のお話は泣きながら書かせていただきました・・・!


是非、感動していただけたら嬉しい限りです!

では、本編へどうぞ!

青年レンドが「あっ」と言って、私の後ろを見つめた。


私はなんだろうと思い、後ろを振り向くとそこには、驚いたような顔をした4~5歳のレンドがいた。


「レンドく…」私が声をかけようとすると、(さえぎ)られて少年レンドが話し始めた。


「お姉ちゃん・・・?ごめんねぇ?!ごめんねぇ~?!」


「えっ?!」


「・・・すまない、こいつも本当はこうなることなんて予想していなかったらしいんだ。」


私は少年のレンドを(なぐさ)めに行った後、青年レンドの方を向いて事情を()いた。


・・・


私は泣き止んだ少年レンドのそばで考え込んだ。

青年レンドはこう言う。



まず最初に青年レンドと少年レンドは、なんとなくだが互いに考えていることが分かるらしい。

そして私への気持ちも同じような気持ちになる。


少年レンドは私のことを悪人だと思い、主導権(しゅどうけん)を無理やり交換した。

しかし、青年レンドと私が話しているうちに少年レンドは悪い人じゃないことを認識(にんしき)した。


そして、今に(いた)る・・・というわけだそうだ。

・・・まぁ私が悪い人じゃないってわかってくれてよかった。私は少年レンドの方を振り返り、話しかけた。


「レンド君。私はハイツと話さなきゃいけない。明日、私にこの体を貸してください。」


私が正座で頭を下げると、少年レンドは私の手を握ってくれた。私が顔を上げ少年レンドの方を見ると、大人びた表情で話しかけてくれた。


「貸さない。この体は君が大切に使って・・・。君が元気なら、僕たちは何の不満もないから。」


すぐさま青年レンドの方を見ると同じように微笑(ほほ)んでいた。

私は熱くなった目頭(めがしら)を拭って、震えている言葉を(はな)った。


「ありがとう・・・!また、明日っ!」


『あぁ、また明日・・・!』


私の意識はそこの場から離れていった。二人のレンドの言葉が頭の中で響く。

私は静かに泣いた。



「んっ?」私は暗いと感じた。それはすぐ目を閉じているんだとわかった。

ゆっくりと(まぶた)を開いていく。

そこは私がよく知っている部屋の天井だった。

辺りを見渡(みわた)すと右手にはお父様とお母様、左手にはお兄様とルナが寝ていた。より奥を見てみるとイズと首に何かが付いているハイツ、マナリアが壁に寄りかかって寝ている。


私は心優しい彼らを起こさないよう慎重(しんちょう)に体を起こした。


こんなにたくさんの人に私は ()()()()()()んだな と思った。

なんだかよく覚えていないけど、頭の中の(きり)が晴れたような気分だ。

外を見て私はつぶやいた。



「ただいま」


読んでくださりありがとうございます!


下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!


また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!



おかえり、みんなの優しい太陽。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ