71.計画
13000PVありがとうございます!
という訳で前回公表していた通り今日から連続投稿週間を始めます!
では連続投稿週間1日目
楽しんでいってください!
私は青年レンドに聞いた。
「ねぇ、何で目の前にいる君は私から主導権を取りたいと思わなかったの?」
青年レンドは目を丸くしてから遠いいどこかを見て、「そうだな・・・」と話し始めた。彼の目は今ではなく過去のことを見ているように感じた。
「俺はお前に乗っ取られるまで孤独を感じていた。
そのせいで素直になることが出来ず、誰も俺を愛さなかった。
そして俺は人間不信になった。
だけど!お前が乗り移った時からの兄さんは俺が思っているような完璧な人間じゃなくて、俺の事を大切にしていた事がすぐわかった!
俺は他の人も俺の事を愛してくれていたことに気づいて悔しくなった…
…確かに俺はお前に乗っ取られた時、殺してしまおうかと思っていた。だって俺が受けるはずの愛情を全部持って行ってしまったから!
だが記憶に無いだろうが、お前はいつも寝た時にこっちに精神が居た。
その瞬間を狙って俺は1回お前の首を締めた。けど、お前はそれを受け入れるかのような微笑んだ顔で静かに目を閉じようとした。
俺は…意味がわからなかったから手を急いで離したんだ。
お前から理由を聞きたかったから。
だが俺が話しかけようとすると、お前はずっと泣いてたんだ。…帰りたい ごめんなさい って。さすがに俺もそんな奴を殺すことは出来なかった。
それから、ずっとお前が幸せになれるように過ごしていた。
そうすれば、お前が寝た後こっちに来て楽しそうに話してくれるから。」
目の前いるレンドは 時折怒鳴るような、八つ当たりのような声色や涙ぐんで最後まで話した。
私はどうしようもなくただ泣いているレンドを見ているだけだった。
私はこの空気を変えて、そんなに私のことを思ってくれていたレンドに笑ってて欲しいから、話しかけた。
「初めて知ったや!じゃあこれからもちゃんとここに来るね!」
レンドは「おう」と言ってから涙を拭き、笑ってくれた。
「そういえば、俺ってどんなキャラなの?」
私は情けない声を出した。レンドは「なんだよその声っ!」と言い、笑った。
私たちは現実世界にいるレンドが寝るまで、前世のことや私たちの夢を語り合って過ごした。
あっという間に時間が過ぎていたが、青年レンドが「あっ」と言って、私の後ろを見つめた。
私はなんだろうと思い、後ろを振り向くとそこには、4~5歳のレンドがいた。
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