65.暴走 ー前半ー
連続投稿週間6日分です。
昨日は体調不良により、急遽投稿を延期にさせて頂きました。
自身の体調も考慮し、これからも続けていく予定なのでよろしくお願いします!
では本編へどうぞ!
私が起こした事件から数日。
私の周りはよりおかしくなったように感じている。
私はボロボロになりながら、ウィルと司祭
の息子のリリア君の仲裁に入り、二人をなだめている。そしてそんな私もスズネちゃんに腕を無理やり組まれている。
思いっきりため息を吐きたい。しかし、王子は立場的に多くの人がいるところでそんなことをしてはいけない・・・。
私は心の中で大きなため息をつき、次に大声を出した。
「いつまでやるの?!」
私に迷惑をかけていた人達は目を点にして私の方を見る。
そして我に返ったのか、反省したように下を向いた。しかし、その中でもスズネちゃんの心は強く、「そうよ!私のために争わないで!」と一人大声で言った。
もう、学園に入学して一か月が経ちそうだ。
たった一か月で私の心はだいぶ疲れてるよ・・・。
私が遠いい目をしていると、真横でニヤニヤとして笑っていたイズが突然口を出してきた。
「マジで哀れだな。」
「なっ・・・!」
イズはいつものように嘲笑うようにではなく、真顔で心から軽蔑するように私の周りの人を見下げた。
私にはかけていないようだが、周りが震え青ざめていることからスキルの威圧をかけているのだろう。
私はイズよりも威圧のスキルLvが高いことからかかりずらくなっている。
私はお試し感覚でイズの目を見た。
イズの瞳はもともとの鮮やかな赤が濃く赤黒くなっていた。彼の目で睨まれただけでも倒れてしまいそうだ。イズの視線が私に向いた。
バチッと目があった瞬間、イズは目を大きくし少し動揺を見せた。
耐性がある私でも倒れそうな威圧の強さだ。失神していないことが凄い。
これは早々にやめさせなきゃ被害がでかくなる。そう考えた私は重たい口を開いた。
「イズっ!」
「・・・」
私の声はイズに通じていないようだ。クッソ!私がイズの騎士の忠心を受け取っていれば命令が下せるのに・・・!私は過去のことを後悔しながらこの妥協策を考えた。
しかし、その間もどんどん体は重くなっていく。
くっ!止めなきゃいけない!
私のすぐ近くにいたウィルの方を見てみる。
ウィルは威圧のスキルを持っていないからか、顔を床に着け苦しそうにしている。すぐにでも気絶してしまいそうだ。
私は首を反対にし、リリア君の方を見てみる。
リリア君はもうすでに気絶をしているようで目を閉じている。
私はギリギリの力を振り絞り、イズの肩を掴んだ。
イズの反応は早く、目に追えなかった。さすが元暗殺者といったところだ。イズは私の胸ぐらを掴み、軽々しく上に持ち上げる。
「ぐっ!ふっ!イっ・・・ズっ!」
読んでくださりありがとうございます!
下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!
また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!




