表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/127

62.ハーブティー

こんばんは!

連続投稿週間3日目です!


楽しんでいってください!

昔の友人である司祭(しさい)の息子リリアはスズネの影響なのか、変わってしまっていた。

そんな彼に嫌気(いやけ)を指し、僕は教室を出た。

15分の昼休みもあと少しで終わってしまいそうだ。


僕は中庭にある噴水の近くに座った。水が少し飛んでくる。ずぶぬれとはいかないが、そこそこ濡れる。

僕は誰もいないところでため息をつき、時間を確認した。

時刻は授業の時間を過ぎており、それが余計に疲れを促してきた。


・・・あいつは本当にあんな奴じゃなかった。なのに、どうしてああなってしまったんだ!

近くにあった石を拾い、地面にたたきつける。すっきりする・・・そんなことはなく、そこには虚しい気持ちしかなかった。


この後悔の念を晴らすために、僕はとりあえず寮に戻った。

今の授業の時間も合わせて、後二時間授業があるけど、今日は何もする気がないからしょうがない。

僕はそう言い聞かせていると、あっという間に寮に着いた。


いろんなところを通ったせいで、授業の声が聞こえていた。僕も胸を余計に悲しくさせる。

ため息をつきながら寮のドアを開けると、ハイツさんが予想もしていなかったといった表情で挨拶をしてくれた。


「お、お帰りなさい。どうなさいましたか?何か体調でも?」


「いや、大丈夫。ほっといてください。」


「・・・了解いたしました。」


ハイツさんはあっさり引いてくれて、逆に悲しくなってしまった。

僕がベットに潜り込みふて寝しようとしていると、とてもいい匂いが僕の鼻に飛び込んでくる。


これを嗅いでいると、落ち着いてくる。

甘い・・・?いやでもかなりすっきりした匂いだ。

僕はもやもやが薄れていき、ハイツさんが何をしているかが気になっていった。


ベットから起き上がり、ハイツさんの方を見ると何か紅茶を入れているようだった。

ハイツさんはこちらの視線に気づいたようで、ニコっとしながら落ち着いたトーンで話しかけてきた。


「ご一緒に飲んでいただけませんか?少し多くハーブを入れてしまって・・・。それを整えるために多めに作ってしまったのです。」


「ぜひ!」と勢いよく言ってしまい、出来上がるのを待っている人のように思われてしまうのでは、と恥ずかしくなった。しかし、そんな僕にもにこっと笑い「こちらへ」と言っていくれる。

普段のハイツさんからは考えられないな・・・。僕はフフッと笑ってしまった。するとハイツさんは焦りながら「何か可笑(おかし)しかったでしょうか?!」と言ってきた。

僕はより笑ってしまった。


ハイツさんは僕の分のコップを事前に用意していたようで、なんとなく僕は察した。

ハイツさんはこんな授業時間に帰ってきた僕を心配して、わざわざ作ってくれたんだ。


僕はハイツさんの優しさに触れ、彼には相談することにした。


読んでくださりありがとうございます!


下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!


また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ