57.先生
連続投稿週間は終わりましたが、本日は水曜投稿日ですので出しました!
ここまで見てくださっている方は知っているかもしれませんが、もう一度報告します!
毎週水曜日、20時更新!
イベント(連続投稿週間)がたまにあります!
では本編どうぞ!!
スズネちゃんの様子がおかしく、悩んでいると彼女の拘束から逃れられなくなってしまった。
助けて!!
私がそう思うと、思わぬ人が助けてくれた。
「はいはい、喧嘩はそこで終わり。邪魔になるから席に着いて。」
クリップボートを私とスズネちゃんの間に挟む。私がその人の顔を確認するとその人はこのクラスの担任 ステン先生だった。
「あっそういえば、ちょっと俺のところに来てくれない?」
ステン先生は私の肩をたたきついてこいと言わんばかりに手を出してきた。
私が先生の手を借り起き上がると、先生は別のところに歩き出した。私は先生の後をついていき、しばらく歩いた。
案内された場所は私室のような場所だった。
「あの・・・。先生、ここは?」
私が聞くと、先生は「まぁまぁ」といい椅子に座るよう促した。
私は用意された椅子に座り、先生も座った。何か怒られるのかと不安になって、強張っていると先生が先に口を開いた。
「レンド様?レンド君?とりあえずどちらで呼べばいいか聞いても?」
「レンド君の方で大丈夫です。」
「じゃあ、レンド君。質問なんだけど、彼女のことどう思う?スズネ=ヤナギのことを。」
いつも穏やかなステン先生は太陽光が射し、黒い目を青に光らせた。
その真剣な顔は何かを深く考えていることを伝えてきた。
私もちゃんと性格に伝えようと背筋をよくし、先生の目をじっと見た。
すると先生は私の視線を外し、横を向いて紅茶を一口飲んだ。
「・・・その様子だと、何か知っているんだね。・・・。そ、その・・・。そんなに見ないで。」
「あっ、ごめんなさい。えっと・・・。スズネさんは、よく私に突撃してきたりします。さっきも先生が止めてくださったからいいものの、彼女に抵抗ができませんでした。」
「・・・。その時の彼女の顔は見た?」
「はい。なんか、目に生気をなくしているように見えました。しかし、それは先ほどだけですが・・・。」
先生は手を顎に持っていき、ふむといった様子で考え込んだ。そして、考えがまとまったのか、紙に何かを書き、私の方を向いた。
「さっきのようなことになったら助けるからさ・・・。」
先生が続けようとしている言葉が分かり、私は先生が言う前に言葉を放った。
「私が彼女の監視をしろ・・・と?」
「・・・。こんなことを君に頼んで申し訳ない。お願いしてもいいか?」
先生が頭を下げた。私はさっきのようなことになり何かあることを考えると怖いし、監視というということは私は彼女とずっと一緒にいなきゃダメということを考え、先生に返事をした。
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