55.城下街-文房具屋-
連続投稿週間6日目!
明日で最後になる連続投稿週間です!
こうやって投稿してると一週間の早さを実感しました…。
さぁ!お時間がある方は是非見に来てください!!
本編へどうぞ!
私たちが向かっている文房具屋はかなり細い道の奥の方にあった。
木の趣深い見た目にかっこいいお店だなと思いながら、ハイツがドアを開けてくれた。中もきれいに高そうないろんな物が置いてある。物色しながら一つの物が目に着いた。
それを手に取って開けてみると、それは綺麗な懐中時計ということが分かった。黒を基調としたもので、そこに金色の針で数字を指していた。
後ろにいたイズが突然話しかけてきた。
「俺らを従えてるレンド様には似合ってるな!」
「確かにこの懐中時計かっこいいよね」
私はこの懐中時計を買うことにした。ウィルは何か買いたいものがあったか聞いてみた。
「あぁ、俺はこの筆入れを買うことにするよ!」
ウィルが見せてくれた筆入れは革でできており、巻物みたいにクルクルと巻いてしまうタイプのものだった。
私たちが、レジに向かうとイズとハイツが手を差し出してきた。するとイズはウィルが持っていた筆入れを強引に奪い取った。急に何やってるの?!と気を取られていると、いつの間にかハイツが私が買うはずの懐中時計を持っていた。
「えっ?!何やってるの?!」
「私たちからの入学祝いとして、プレゼントさせてください。」
「そうそう!俺らからの好意だと思って受け取っとけ!」
「えっ?いいの?!ありがとう!」
私がそういい、感謝するとウィルは「でも…」と続けた。
「俺は貴方たちの主じゃないですよ?」
「だーかーら〜!言ってんだろ?俺たちの好意だって!」
「ではありがたく受け取らせていただきます。ありがとうございます。」
イズの強引さにウィルは笑いながら礼をした。イズとハイツは手慣れた様子でお金を払い、私たちにプレゼントしてくれた。
「ありがとうございます!大切にします!」といい、ぎゅっと握りしめた。
ほかに行きたい場所はなく、しばらく街をふらふらして興味がある店を見つけたら入ろうということになった。
結局寄ったところはアクセサリーショップくらいだった。クレープなども食べたかったのだがハイツが作るからといい、寄らせてもらえなかった。
「そろそろ帰ろーぜぇ?もう疲れたぁ・・・。」
「この程度で疲れるんだったらレンド様の護衛をやめればいいんじゃないか?」
「まぁまぁ、お前だって疲れてるんだろ?それにお二方は明日も学校じゃねぇか。ならばもう帰らさせるっていうのが俺がすることだと思ってるからな~。」
ハイツは少し悩んだ後「それもそうだな」といい、私たちを帰路につかせた。
その日の夜はハイツがクレープを目の前で作ってくれて、ちょっとしたパーティ気分を味わった。
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