53.テスト
連続投稿週間4日目!!
連続投稿週間の途中で9000PV行きそうでびっくりしてます!
本編どうぞ!
朝目覚めると見慣れない天井に見慣れた顔があった。
「レン~。起きてる~?」
「・・・。あ~おはよう。」
そういえば昨日から寮生活になったんだった。
ベットから起き上がり、奥にある机に移動するとすでに朝食が用意されていた。
パンにシチュー。かなり簡素な朝食だがその一つ一つが丁寧においしくできていた。しかも、シチューは冷めてもとてもおいしい。これが温かかったらどれだけおいしいのだろうか。
食べ終わり、目も完全に覚めたところで校舎に行く準備を済ませた。
ウィルも準備が終わり「いこっ!」と言ってくる。
廊下に出て昨日通った道を歩いていると、かなり人がいた。この時間だとすごい混んでるんだな・・・。
人混みにもまれながらやっとAクラスに着くことができた。
まだ席はちまちまとしか埋まっていない。真ん中の時計が見やすい位置に着き、テストの用意をした。
綺麗に定位置を定めていると、声をかけられた。
「おはようございます、レンド第二王子様?」
人は馬鹿にしてくるような目で私たちの方を見てくる。多分こうゆう人が兄様が言っていた。この人は私と仲良くなったらどんな行動を起こすんだろう。ていうか名前は?
私は彼自身から名前を言ってくれるまで待ってみる。しかし、一向に名前を言う気はないみたいだった。その様子にウィルが先に声を出した。
「おはようございます。誰かさん?」
「・・・。」
彼はウィルの言葉を無視し、私の方だけをずっと見てくる。偉そうじゃん。私はそんな彼の態度が気に入らなく、彼を無視しウィルと話し始める。
すると、彼は「ちょーし乗りやがって。」と吐き、どこか別のところに行った。
「・・・どうしよう。これは兄様に行った方がいいのかな?」
「いや~わかんないなぁ。だってレンのお兄さんってかなりレン大好きだろ?さっきの彼がどうなるのか・・・ねぇ?」
確かに兄様は「そいつらの顔を二度と見ないようにするから」と言っていた。・・・最悪社会的に消されることを考えたらそれはやめた方がいいだろう。それにハイツやイズに相談しても同じ結果になりそう。
うん、これは私だけで解決させよう。せめてイズは大丈夫かな・・・?私が考えていると、いつの間にかテスト用紙が配られていた。
先生の初めの合図が静かな教室になり響いた瞬間、鉛筆の走る音が静かに聞こえてきた。
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5教科のテストを終えて一気にクラス中に様々な声が混ざり合った。「テストおわった~!」「同じクラスになれるといいね!」「早くクラス知りたい!」「やばい!終わった・・・。」などの声を聴きながらウィルに「どうだった?」と聞いてみた。
「どうだろう。でも結構できた気がするよ。レンは?」
「私はどうなんだろう・・・?わかるところはわかったし、わからなかったところはわからなかったよ!」
冗談を言うとウィルは「そりゃそうだ」と笑って突っ込んでくれた。とてもしゃべりやすい。
そんな優しい世界に朝の少年が私たちの方へ向かってきた。今度は何を・・・?と警戒すると申し訳なさそうな様子で話しかけてきた。
「今朝はすみませんでした。」
そういって、一礼をし廊下に出て行った。結局何だったのだろうか・・・?ウィルと顔を合わせ頭にはてなを浮かばせる。
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