51.イベント発生!
連続投稿週間2日目!
桜の道ができているのをみて、やっと新生活が始まったことに実感がわきました。
ちょっとした休憩に寄って行ってください!
本編へどうぞ!!
何かイベントがあることを思い出し、それがどんなイベントか思い出そうとしていると兄様にいきなり肩を掴まれた。
驚きながら兄様の方向を見ると女の子が兄様の後ろでこけていた。
親近感が沸く黒い髪、目に簡単に手を差し伸べた。
すると兄様は「この子は・・・?」とぼそっと言った。じっと彼女の方を見て、私の手を借りて起き上がったのを見ると話をかけた。
「・・・邪魔をしたようだな。お前の名は?」
彼女に向かって兄様が話しかけると、彼女は目を輝かせながら元気よく言った。
「えっと、私は柳・・・。レイナ=ヤナギです!」
彼女が柳という日本の苗字を名乗ったことでわかった。なるほど!彼女が聖女。ヒロインちゃんか!ゲームの中ではヒロインの顔を表現しておらず、曖昧だったのでどんな子がヒロインなのかわからなかった。そのため彼女がヒロインだということをすぐわからなかった。
そうして、門のど真ん中で話していると周りからの視線が気になり始めた。
・・・これは移動したほうがいいだろう。そう思い私は兄様の袖を引っ張り声をかけた。
「兄様!そろそろ体育館に向かいましょう!案内してください!」
「・・・あぁ、そうだな!登場しに行こう!」
兄様はそう言い、私を連れて門から離れた。
体育館の前に着きドアの前にいる。入学式の登場順はまずは平民、その次に騎士、準男爵、男爵、子爵、伯爵、公爵、大公、王族の順番だ。
なので私たちは一番最後に登場する。
ちなみに大公の中には王族の血を持った人が多いらしいが、大公の位はいくら私や兄様より年上だとしても王相続権はその次となる。
まぁ、私と兄様が頭が上がらないのは国王、王妃、先代国王たちだけということだ。
・・・うん、こうやって整理すると結構えらい立場にいるな。
そんな風に考え、待ち時間をつぶしていると兄様が「もうすぐだぞ」と声をかけてきた。
ちらっと前を見ると公爵家であるウィルが入っていった。ちなみにルナは王妃勉強を一通り終えたら学園に入るとのことで多分1年後に同じ学年に入ることになる。
そして、今年は大公家に子供はいないのでウィルの次が私だ。
大勢の人がこちらを向き、前世でもこんなに注目されることはなかったので右足と右手が一緒に出そうになった。
しかし、兄様が手をつないでくれたため心を落ち着かせ深呼吸をした。
するとあんなに怖かった人の目があまり気にならなくなり、程よい緊張を保つことができた。
一番前の席に座り、次々と入学式が進行される。それは意外とあっという間で入学生はクラスの方へ向かい始めていた。
ウィルが私のところまで来てくれて、話をかけてきた。
「レン!隣に座らせてもらってもいいかな?」
「フフッもちろんだよ!」
私は兄様に「じゃあ!」といい、席を離れウィルと廊下を歩いた。
「いや~、レン残念だね!」
「?何が?」
「ん?だってかわいい婚約者ちゃんとしばらく離れ離れじゃん。」
「あ~。まぁ確かに寂しいけど、ウィルがいるから楽しいよ!」
「・・・そういうことあんまり女の子に言うなよ~。それで大変なのは俺なんだから・・・。」
私は私の発言を思い出し、確かに勘違いさせるかも・・・。と反省した。
体育館から一学年のクラスはかなり近く、まっすぐ行けば着くところにあった。クラスは3クラスあり、Aクラス、Bクラス、Cクラスで分かれていた。
ウィルにどこに入る?と聞くと、返事が返ってきた。
「レンに相応しいのはAクラスだと思うけど、レンの思うがままに」
と言ってきた。相応しいとかないでしょと思いながらもウィルが言ったAクラスのドアに手をかけた。
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