48.どうしました?兄様?
つい先日から春休みに入り、小説を一日中書く最高のスペースを作りました!
現在この小説も含め、3作品の制作をしています。そして、消しては書いてを繰り返し中です…。
少し雑談が長くなりましたが、本編を楽しんで見てください!
マナリアは別の方向を見ていたようで気付いていなかったが、ルナが彼女のことをじっと見ていた。
「ルナ?どうしたの?」
「あっ、いえ知らない方がいたので・・・」
「あぁ、知らなかったんだね。彼女はマナリア、つい先日私の専属メイドになった。」
「よろしくお願いいたします。」
マナリアが頭を下げると少し遅れてルナも頭を軽く下げた。
そして、解決したのか紅茶を飲み終えるとすくっと立って、私に頭を下げてから軽く手を振った。私も手を振り返すと、彼女は満面の笑みで立ち去って行った。
「ルナはかわいいなぁ~!」
「はい、大変愛嬌のあるかたですね。」
マナリアと軽く話すと、すぐ誰かがドアをたたいた。
今日は訪問者が多いな、と思いながら「はい」と返事をすると「レンド?俺だ、兄様だ。」と帰ってきた。
兄様?昼間に何だろう?マナリアにドアを開けてもらい、兄様を部屋に招き入れた。
「兄様?なんでしょうか?」
「あぁ、その・・・。ちょっと一仕事しないか?」
歯切れの悪い兄様に不信感を覚えながらも内容を聞くことにした。
「内容は?」と私が問うと、またもごもごし始めた。
「その、俺のそばにいてくれないか?」
「・・・はあ?いいですけど、どうして?」
私が疑問を聞いても、兄様は聞く耳を持たず顔を明るくし、私の手を取った。
そのまま部屋から連れていかれ、すぐ目的地に着いた。
私がそろりと目を開けると、そこはシンプルな部屋だった。木の机、それに合うおしゃれなソファ、そしてシンプルででかいベット。
私と同じくらいの部屋の広さだけれども殺風景のせいか、こちらの部屋のほうが広く感じる。
辺りを見渡しているとすぐ横に人の気配を察知した。
すぐ横を見ると、殺気を出しているラインがいた。しかし。殺気を感じだため私に出しているのかと思っていたが違うようだ。ラインが殺気を出している相手とは、ラインの主でもあるカイン兄様であった。
ラインが兄様をじっと見、兄様は目を逸らそうとする。
その光景をじっと見ているとなぜか面白く感じてしまい。ぷはっ!と笑ってしまった。
二人は固まり私の方を見た。その瞬間大きな笑い声が聞こえ、兄様が笑っているのかな?とみると、笑っていたのはラインの方だった。
兄様は私が笑ったよりラインが笑ったことに驚いたのか、何回もラインと私を交互に見ていた。
そのようすがもっと面白く感じてしまい、涙が出るほど笑ってしまった。
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笑ってからしばらくし、二人とも落ち着いた。
兄様の用事とは、兄様が書類をさぼり素振りをしようと思い、抜け出したところラインが鬼の形相で目を合わせてきたらしく、おとなしく書類をやろうとしてもじっと兄様を見張って、殺気があふれ出ていたことで私という癒しが欲しかったそうだ。
「兄様・・・。それは兄様が悪いですよ。ちゃんと仕事はやりましょ。」
「そうですよ、カイン。もし、運動したいときは私をお呼びください。相手しますから・・・」
「・・・なんで、お前らの気が合ってるんだ?ていうか、ラインは強すぎるんだよ!俺即負けるじゃないか!」
私と兄様が対面に座り、ラインは兄様の斜め後ろに立っていた。
「ラインは強いんですか!ぜひご教授お願いしたいです!」
「嫉妬して、私を殺気で殺しそうな方がいるので、そちらの方に教えてもらってください。」
えっ?と思い、ラインの首元を見ると一本のナイフが触れていて、今すぐにでも切りそうなところだった。そして、その後ろからイズが顔を出し、にかっと笑った。
「レンド様~。ヤッホー!ねぇ、ハイツから命令されたんだけど殺る?」
「えっ?!ちょっ!イズ!こっちに来なさい!」
「はーい!」とイズが返事をし、私の後ろに立つよう言う。イズがちゃんといるかを確認をするためちらっと後ろを向くと、ハイツがすでに涼しい顔で立っていた。
・・・そういえばイズが「ハイツから命令された」っていってたな。はぁ~。あとで、注意しとこう。
私は兄様たちの方をみて頭を下げて「すみません。」といった。
兄様が「ああ、大丈夫だ。」といった後すぐ、ラインが口を開いた。
「レンド様、今回はカインがお邪魔をしてしまい申し訳ございませんでした。今回はお戻りしていただいても大丈夫です。また今度、落ち着いたときにお話しさせていただきたいです。」
「なんで、お前が俺の保護者みたいなっ「はい、ありがとうございます。ぜひ、話しましょう。」
私は兄様の言葉を遮り、ラインに返事をした。
そして、兄様は少しすねたのかむっとしていた。そのため兄様に話をかけてから立さることにした。
「兄様も話してくださいますか?」
私がそういうと、兄様は「あ、ああ!兄様はいつでも待っている!毎日来てもいいからな!」といい、二やついている口元を隠すように手を置いた。
「やったー!じゃあ、また!」といい部屋を出て行くと部屋の中から、ラインの「早く書類を片付けましょうね」という声と兄様の「頑張ります。」というか細い声が聞こえた。
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