28.新しい公務
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「レンド様。おはようございます。本日はお父様のお部屋にご招待されていますので、身支度を完了したらすぐ出発することとなります。」
「ありがとう、ハイツ。」
私はいつも通りハイツに予定を教えてもらった。
今日はやっと誕生日プレゼントの公務の内容を教えてもらう日だ。
・・・誕生日はもう過ぎているけど。
身支度が完了し、ハイツとルナも同行しろとのことだったので、ルナの部屋に行き一緒に向かった。
お父様のお部屋のドアをノックすると、お父様の専属執事のジェイドさんが扉を開けてくれた。
お父様はもう椅子に座っていたので私たちも失礼しますと言って向かいに座った。
「レンドこれがこの公務の紙だ。それを見てくれ。」
「はい、ありがとうございます。」
~娯楽について~
・近頃娯楽と称し、賭け事をしている国民が増加しております。
賭け事は人をダメにしたり、トラブルを生み出す原因となるため法律で禁止はされていることが国民に十分に行き届いていないのです。
現状の賭け事をしている国民は全体の一割。
これ以上犯罪者が増えますと、収監する場所を作るようになります。
また、犯罪者が増えることで経済が回らなくなってしまいます。
どうか、法律を国民に再認知させてもらえると助かります。以上。
なるほど、賭け事か・・・
法律が認知されていないのは危ない。国民の一割?何百人なんだ?
「お父様、国民の一割とはどのくらいなのでしょうか?」
「約16000人以上だ。どうだ、お前の知能でこの問題を成し遂げることはできるか?」
・・・多いな。まぁ、この国は大国だからそのくらいいても違和はないけど。
多分、冒険者などは正式な住民届を出していないと考えると約2万人くらいはいるのかな。
とりあえず挑戦することは変わんないし、受けてみるか!
「お父様、この仕事受けさせていただきます!!」
「ああ、よろしく頼む。」といった。
私はそれで終わりだと思い、部屋を出ようと立ち上がった。
すると、お父様が「ちょっと待て」といい椅子に座るように促してきた。
「何でしょうかお父様。」
「実は3人に頼みたいことがあるのだが、聞いてもらっていいか?」
お父様は腕を組み、心底疲れたような顔をして話した。
「カレージア公爵家のご子息ウィルソンに会ってくれないか?」
カレージア公爵家のご子息ウィルソンというのは前に私の誕生日の披露宴の際、紹介された同い年の男の子だ。
披露宴以来は会っていない。
私ももっと話したいなと思っていたためお父様に返事をした。
「はい、分かりました。いつ会いに行くとかの約束はしてあるんですか?」
「約束はしていなかったんだが、今からあってもらうことになった。」
「今からですか!?」
私が今から行くことに対し驚いた瞬間、ドアがバンッと勢いよく開けられ細身の綺麗な男性が入っていた。
連続投稿週間2日目!
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