18.レンドの誕生日
すみません!
連続投稿週間なのですが、投稿が遅れてしまいました!
本当にすみませんm(_ _)m
連続投稿週間5日目!是非見ていってください!
お母様が乱心してからしばらくが経ち、私はカンダ村にタアサイを育てさせ、成功することができた。
そして、兄様は私を庇護するあまり、私の隣の部屋に移ってきた。
お父様は何を考えているのかはわからない。けど、きっと、なにかしてくれているはずだ。
お母様は落ち着いていて、もう私たちとは普通に話しているし夕食も一緒に食べている。
しかし、外に出るのはまだ無理らしい。
私たちはお母様が落ち着いていたので不安も薄くなり、もう通常の生活に戻っていた。
そして、そうこうしているうちに私の誕生日が来た。
今日は、兄様もお父様も私もきれいにし、公の場に出る。
私はお父様と兄様の間に入り、大広場につながる扉の前に立っていた。
兄様が私に気を使ってなのか、ぼそっと私に「大丈夫だ」と言ってきた。
その言葉を私は飲み込んだ、そして、私たちの前にある扉が開いた。
頭が割れるような拍手と鼓動を激しくさせる歓声が起こった。
私たちは指定の場所に行き、みんなに手を振り、その場にある専用の椅子に座った。
そして数十人を対応し時間が過ぎていった。申し訳ないけど、緊張しすぎて最初の方たちは全然覚えてない。ああ、おなかすいた・・・
またしばらくが経ち、もう挨拶をするのはあと3ペアになっていた。
そしてその3ペアにも挨拶が終わった後、私もおいしい豪華な料理を食べた。
いつもの夕食に出てくるようなものではなく、各国の様々な料理が並んでいる。
ハイツに料理を持ってきてもらっている間に私の前には二人の多分同い年くらいの子供がいた。
私が「どうしたの?」と笑顔で聞くと、一人はきょろきょろしながら「あの,,,」「えっと,,,」というばかりで、緊張で話せる気がしなかった。もう一人はきょろきょろしている子をみながらニヤニヤしていて、しゃべろうとしなかった。
迷子にでもなったのかなと思いハイツを探した。
ハイツが料理を持ってすぐ戻ってきたときに、二人に気付き、二人の両親を連れてきた。きょろきょろしている子は、自分の親が来た瞬間に親の後ろへと隠れた。
ニヤニヤしている子は親が来ても変わらずいた。
そして、二人の親が話し始めた。
「こんばんは、第二王子レンド=A=アクアオリア様。私は、カレージア公爵家の家長、ステラ=カレージアと申します。そして、私の後ろにいるのが私の息子、ウィルソン=カレージアと申します。」
公爵様が一通り言い終わった後、公爵様が後ろの子供に対して、「ほら挨拶しなさい」と小声で言い、子供が私の目の前に来た。
「こんばんは。ウィルソン=カレージアと申します。レンド様の良い友人となり、良い補佐となるよう励むものです。よろしくお願いします。」
ウィルソン君がお辞儀をして、私も礼をした後、私の後ろからお父様が話しかけてきた。
「おお、もう挨拶しているのか。レイド、お前にはまだ言っていなかったがお前には婚約者と友人となるものができる。」
私は突然の発言に驚いた。
えっ!?友達って自分で作るものじゃないの?てか、それ以上に“婚約者”!?
ゲーム内で確かレンドの婚約者って悪役令嬢の取り巻きの公爵家の息女だよね!脇役に対しては、かわいい容姿だったからなんとなく覚えているんだよな・・・。
・・・じゃあ、ウィルソン君の隣にいるのって、私の婚約者!?
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