112.追いかけっこ
昨日は投稿できずにすみませんでした。
体調不良につき、休ませて頂いていました。
本当に申し訳ございません。
それでは本編へどうぞ!!
「ねぇ〜!!レン!!なんで最近避けるの〜!」
「なんでそんなに追っかけてくるの〜!!!」
午前の授業が終わり、お昼休みになる。そんな中、私は今ウィルに迫られている。
そう。ココ最近私はウィルを極力避けていたのだ。なぜなら、巻き込みたくなかったからだ。
攻略対象しか狙わないと思っているが、一部例外がいるかもしれない。
それにスズネちゃんがレンドのルートを狙っているとしたら、ウィルとあまりにもずっと居たら何かされるかもしれない。
私たちが学校内をぐるぐると走っていると目の前にステン先生がやってきた。
「……レンド=A=アクアオリア、ウィルソン=カレージア。こっちに来なさい!」
ステラ先生は後ろに炎が見えるほど、怒っているようだ。ビクビクしながらステン先生の部屋に入る。
部屋に入ってから、ステン先生が話し始める。
「……君らは何歳ですか?ここは子供の遊び場じゃありません。ここは学び場です!」
「「ごめんなさい…」」
「で?なんで追いかけっこに発展したんですか?」
「レンが、僕のことを避けるんです!!」
「ウィル?その…避けてるわけじゃないよ?ただちょっとタイミングが合わないだけだよ!!」
「……ほんと?じゃあいいんだけどさ〜。なんかずっと話したいのに話せなかったから……。」
「……これから、レンドくんとウィルソンくんはちゃんと座って話し合いをしてください!」
「「はい!すみませんでした!!」」
私たちはステン先生の部屋を出る。
「ウィル…勘違いさせちゃってごめんね?」
「まっ!いいよ!!とりあえず食堂行こ〜!」
私はウィルに手を引かれ、食堂へと一緒に行くことになった。
食堂につき、辺りを見渡す。どうやらスズネちゃんはいないようだ。
一息つき、食券を買ってから席に着く。
ガッツリしたものではなく、軽食でパンケーキを頂く。
ウィルと交換こをしながら食べ進めていくと、ウィルが話し始めた。
「なんかレンに嫌われちゃったかなって少し不安になったよ。将来はレンと仲良く公務するのが夢なんだから!今のお父さんたちみたいに!!」
「……そうだね!」
私たちは笑いあって、手をグーにしてコツンっと合わせた。
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