プロローグやで
著者 ゴールデンバナナ
監修 おんJ民
とある島国の、とあるそこそこ人口を持つ田舎の、とある少し古い家の中の、とある最新式ではないパソコンの、とある掲示板
「打撃成績ランキグンwwww」「あああああああああああ」「クッソ上手い」「あり得ないプレー」「33-4」「(´・ω・`)」
そしてとあるスレッドの、とある住民
315:やきう民 18/09/30 18:27 ID:334
データでは雑魚やん
456:やきう民 18/09/30 18:40 ID:334
出塁率が低い
選球眼無さすぎ
721:やきう民 18/09/30 19:22 ID:334
バントとか意味ないしwwww
匿名掲示板に書き込んだ後、とある住民でありこの物語の主人公はパソコンの電源を落としベッドに飛び込んだ。仕事が終わるとパソコンを開きネットをするかテレビで野球観戦するのは彼の日課である。
のとが渇いた彼は一回のリビングへ向かうため部屋を出て階段を降りた。その際足を滑らしこけてしまう。
「あ~れ~」グルグルグルーン
なんと彼はこけた際に謎の空間に入ってしまい異世界に転移してしまったのだ。
「ここは?」
階段からこけたはずの主人公は何故か外に出ていることに気づく。周りを見渡すと自分が住んでいた街ではないようだ。
「まさか深夜アニメの如く異世界転移か?」
とりあえず情報を集めるために辺りを歩く。近くの住民の聞こえる話し声や建物の看板から日本語であるようだ。しかし女の子が多い。また赤色や青色、緑色といった髪の色をした人が多い。この点はアニメでよく見る異世界。本屋を見つけたので情報収集しようと中に入った。
「見渡す限りの野球雑誌やな」
野球雑誌専門店なのかと疑うほど多い。読んでみるとこの世界のことがある程度わかった。
ここは神聖やきう王国という国であり、野球は神聖な国技であること。プロチームは30チームあり、2リーグ3地区に別れていること。シーズン成績上位は頂点を決めるロイヤリティシリーズに進出を争うプレーオフを、成績低迷チームは二部リーグの優勝チームと残留を争うプレーオフを行うこと。
「さてどうするか」
現状がわかったとはいえ神様から転移特典をもらったわけではなく、今日の宿や食事もない状態である。
本屋を出て辺りをブラブラしているとパブリックビューイングを発見する。巨大な液晶ディスプレイの前には大勢の人たちがベンチに座って観戦していた。
回りの応援や話し声から、どうやら二部リーグの対戦らしく、一部リーグ昇格のための争いをしているようだ。主人公には特にやること今はない。そうするとすることは一つしかない。
「とりあえず観戦でもするか」