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プロローグ、出会い。

「うたちゃん、明日からまた寒くなるんだってー」

お母さんがテレビ画面を見ながらぼくにつぶやいた。

「今日暑いのにねー」と、一人で続けている。

例年に比べ遅く咲きだした桜がようやく満開になってきた今日この頃、ぼく谷原優太(たにはらうた)は小学六年生になった。

学年が変わるといっても、一学年一クラスしかないためクラス替えというものがなく、たいして変わらない学校生活がまた始まるというちょっとした憂鬱な気分に浸っている朝だった。

「ちょっと、うたー少しは返事くらいしなさいよねー」

間の抜けたようなお母さんの話し方には少しイライラするものを感じる。

「うん、行ってきます」

逃げるように家を出た。


外に出た瞬間の生ぬるい風が夏を予感させるが、明日から寒くなるんだったなと思いながら、重い足を一歩、また一歩と小学校へ進めていく。

小学校への道のりは決して遠いという程ではなく、たいして近いというわけでもない。ぼくが歩いて15分といったところだろうか。

そのちょうど真ん中の地点についた。ぼくの右側に公園がみえる。

いつも通りに青色のブランコや赤色の滑り台を目で確認した。

少し気分が高揚する。

黄色のジャングルジムにぼくの視界が移った後、そのすぐ前にあった見慣れないものにぼくは釘付けになった。



段ボールに入った女の子がいた。



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