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スクープ

「アンタさ、でかいスクープ探してるんだろ?」


記者

「ああそうさ。とは言え、なかなかそんなスクープなんてないけどな」


「実はとっておきがあるんだ。……汚職事件は知ってるよな?」


記者

「当たり前だろう? 俺は記者だぞ? なんだ、どこかの政治家が下らないことでもやらかしてるのか?」


「いいや、違うよ。それよりも子供の頃、勘違いしてなかったか? 汚職事件じゃなくて、――お食事券ってさ」ガチャ


お食事券

『ピカピカキラキラ』


記者

「まっ、まさか! 本物の!? じ、実在していたのか!?」


「ああ、正真正銘の本物だ。俺もこれを用意するのに相当危ない橋を渡ってる」


記者

「子供にしか認識できない《お食事券》が現実に存在しているなんて――まさか!?」


「ああ、《ハロー注意報》、《完成ハガキ》、《飛行少年》……全部この世に存在している」


記者

「これは、スクープってレベルじゃない! 世界が一変するぞ!!」


「だから言ったろ? とっておきだってな」ニヤリ


記者

「ああ、最高の情報だ!!」




みんな勘違いしてなかった?終わり。

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