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フェフさん頭大丈夫です短編集  作者: 鹿角フェフ


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三匹の子豚

 昔々、あるところに三匹の子豚の兄弟がいました。

 仲良く平和に暮らしていた三匹の子豚でしたが、あるとき彼らの住処に狼がやってきます。

 驚いた三匹の子豚は、それぞれ狼に襲われても絶対に大丈夫な家を建てることにしました。


長男子豚

「よ~っし! これなら狼に襲われても平気だぞ~♪」



 長男子豚が作り上げた家は、

『対黙示録用決戦要塞:アポカリプスバスター』でした。



「くっくっく。どんな家も俺様の息で一吹き――なんだこ! あっ!!」ZAP!ZAP! ジュワ!!


 なんと言うことでしょう。アポカリプスバスターの前に立った狼は、決戦要塞に搭載される自立防御機構が放つタキオンレーザーによって文字通り蒸発してしまいました。



次男子豚

「わぁ! 兄さんスゴイや! これなら絶対にだいじょ――」ZAP!ZAP! ジュワ!!


三男子豚

「じ、次男兄さん! ど、どうして僕らを攻撃するんだ長男兄さ――」ZAP!ZAP! ジュワ!!



 二匹の子豚の言葉も、アポカリプスバスターは意に介しません。

 一瞬のうちに放たれたタキオンレーザーは、正確無慈悲に二匹の子豚を撃ち殺しました。


長男豚

「……………」


 ひとりぼっちになった長男子豚。

 けれども悲しくはありません。黙示録の世に兄弟の情など不要。そこはただただ己の欲のみを追求する修羅の世界なのです。


 今日も『対黙示録用決戦要塞:アポカリプスバスター』は佇みます。

 鉄と油の玉座に、仮初めの王を擁いて。


 黙示録の世を過ごし続けるのです。



豚さんこわい終わり

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