究極生命体
助手
「博士! 大変です! 博士が作り上げた究極生命体が逃走しました!」
博士
「はっはっは! そうか、逃走したか。それは凄いな」
助手
「そんな悠長なことを言っている場合ですか! 今監視カメラの映像を出します! しかしどうして逃げ出せたんだ? 合成した獣の遺伝子からではそんな知能は生まれないはずなのに」監視カメラぽちー
博士
「ふっふっふ、見事じゃあないか」
助手
「この姿は……女の子? まさか博士! 貴方は!」
博士
「そうさ! 死んだ私の娘の遺伝子を合成したのだ! 娘は究極生命体となって、永遠の時を生きるのだよ!」
助手
「なんて事を! そんな事は生命の冒涜だ!」
博士
「知らんよ。私は娘の姿をもう一度見れただけで満足だよ。後はどうとでもなればいい」
助手
「くそっ! どうすれば――あっ! 究極生命体がパソコンの前に!!」
博士
「生前娘はパソコンが得意だったからな。この施設をハッキングでもするんだろう。ははは、流石だな」
究極生命体
『………………』
助手
「ああ! もうおしまいだ! 施設がハッキングされ、究極生命体が外に逃げ出してしまう!!!」
究極生命体
『…………【BL 最新 お勧め】』検索カタカター
博士&助手
「…………………」
究極生命体
『…………【濃厚ホモ どちゃシコ 尊み】』検索ッターン!
助手
「娘さんの遺伝子を受け継いだ究極生命体。完全にネットでくつろぎモード入りました……」
博士
「知りたくなかったなぁ……」
趣味は人それぞれだよ終わり




