社畜
社畜
「はぁ、今時の若い奴は軟弱すぎ。社会なめてんじゃねぇぞ。オレの労働時間見てから物言えっての……こっちのが千倍辛いわ」
牛さん
「おーっと、聞き捨てならねぇ台詞が聞こえてきたぞー」
豚さん
「何々、若い奴が軟弱だって? はぁ……これだから最近に人類はダメなんだよな」
社畜
「な、なんだよお前ら! いきなり!」
牛さん
「いやさ、ちょっと自分辛い自慢が癪に障っただけ。つかそれで辛いとか、俺たち家畜なめてる?」
豚さん
「社畜程度でガタガタ言ってさ、はぁ……家畜目線で見たらほんと世の中分かってないガキの戯言だわ」
社畜
「黙れ! 家畜の何が辛いって言うんだよ! 言ってみろよ!!」
牛さん
「まぁそう言うと思ったわ。おい、鶏さん! この軟弱ものに俺たちの辛さ、ちょっと教えてやってくれないか!?」
豚さん
「おいおい牛さん。鶏さんは昨日フライドチキンになったじゃねぇか! 忘れたのかよ!?」
牛さん
「あっ! そうだった! 忘れてたわ! 鶏さんはフライドチキンになっちゃったんだわ! もうこの世には居ないんだったわ!!」
豚さん
「…………な? 分かったろ素人さん。このレベルになってから辛いって言ってくれねぇかな?」
牛さん
「豚さんが優しいうちに謝っとけって」
社畜
「す、すいませんでした。自分調子乗ってました……」
豚さん
「分かりゃいいんだよ」
牛さん
「じゃあ行くからな。もう二度と調子に乗るんじゃねぇぞ!」
社畜
「……………」
社畜
「か、家畜怖ぇぇ……」
フライドチキン美味しかったですおわり




