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フェフさん頭大丈夫です短編集  作者: 鹿角フェフ


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28/201

中二病

先生

「え~であるからして~~」


男子高校生

(くっくっく、完璧だ。何度もシミュレーションした台詞、動き、そしてテロリストの倒し方……)


男子高校生

(剣道とか柔道も習ったし、なんなら銃の使い方も勉強した。格好いい台詞もバッチリだ。俺のヒロインになってくれるクラス一のマドンナちゃんも……うん、やっぱり今日も可愛いなあ)


男子高校生

(ともあれ。これで俺の『テロリストが来たときに格好良くクラスを解放する俺』シミュレーションは全ての課程を修了した!)


男子高校生

(後はテロリストがやってくるだけ!)


男子高校生

(来い! テロリスト! 来い! テロリスト! お願いします!)



テロリスト

「全員動くなぁ! この教室は今から我々テロリストが占拠した! 抵抗する奴は銃で撃ち殺すぞ!」


先生

「ひ、ひぃ! な、なんですか貴方達は!?」


男子校高校生

(来た! ついに来た! 俺の時代が!)


テロリスト

「我々はテロリストだ! そうだな……変に騒がれても困る。おい、そこの女子生徒! そうだ、お前だ! 一緒に来い!」


クラス一のマドンナちゃん

「きゃー! 誰か助けてー!」


男子高校生

(よし、このタイミングだ!!)



男子高校生×20人

「「「ふぅ、やれやれ。どうにも運命って奴は俺に平穏な暮らしをさせてくれないらしいな」」」


テロリスト

「…………え?」


男子高校生×20人

「「「………………え?」」」



クラスの男子全員おんなじ妄想していた終わり

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