エナジードリンク
会社員
「あ~、疲れた~。最近エナジードリンクも効かなくなってきたし、どうしようかな~」
天使ちゃん
「こんにちは会社員さん! それならばこれはどうですか? 天国で作られた、すごく効くエナジードリンクです!」シュバッ!
会社員
「おおっ! そんなのがあるんですね。でも、危なくないの?」
天使ちゃん
「大丈夫ですよ! 天国で作られたものですから、安全安心です!」ブイ
会社員
「それはありがたい! じゃあ早速、いやぁ、ここ最近残業続きでほんと疲れていたんですよね」グビグビ
天使ちゃん
「お仕事がんばってください♪」
会社員
「はい、わかりま…………」ガクガクブルブル
天使ちゃん
「会社員さん? どうしましたか!?」
会社員
「――――ぐわぁぁぁ!!」破裂
天使ちゃん
「そんな!! 会社員さんが爆発四散した! なんで、完全安全なエナジードリンクなのに!!」
神
「限界を超えたんじゃよ……」
天使ちゃん
「神様!? どういうことですか!?」
神
「エナジードリンクを大量に摂取すると爆発する。現代の若者はそんなことも知らずに働いておる。悲しいことよのう」
天使ちゃん
「えええっ! エナジードリンクを飲みすぎると爆発死するなんて常識なのに!!」唖然
神
「それだけ世の中が疲弊しておるってことじゃ。ほれ、窓の外へと耳をすませてみなさい」
天使ちゃん
「はい……」
どか~ん! どか~ん!
神
「今日も沢山の会社員が爆発四散しておる……悲しいことよのう」
天使ちゃん
「どうしてこんなことに……」
皆もエナジードリンクの飲み過ぎには注意してね終わり