仙人
男
「はぁ、なんか人生楽しくないなぁ。誰か俺に人生の楽しみかたをアドバイスしてくれないかな?」
仙人
「ふぉっふぉっふぉ。お困りのようじゃな青年よ。ワシに話してみなさい」
男
「あ、あなたは! 仙人! こんな凄い人が相談に乗ってくれるなんて。なんて幸運なんだ!」
仙人
「ふぉっふぉっふぉ」
二仙人
「おやおや、そんな一仙人程度の仙力の奴に頼っていいのかのぅ? ワシの方が、さらに多くの知恵を授けることができるが?」
仙人
「き、貴様は! 仙人の二倍の力を持つ二仙人! おのれ邪魔をしおって!」
男
「お、おおおう! こっちの人も凄そうだ! ど、どっちに頼めば?」
八仙人
「やれやれ、低いレベルで争いおって。どれ、ワシがまるっと解決してみせよう!」
仙人&二仙人
「「ぬぅ! 貴様は八仙人!」
男
「また凄い人が現れたぞ!」
八仙人
「九仙人は食あたりで入院中だから、今はワシが最高位階じゃ。ふふふ、ワシのアドバイスで間違いないぞ」
男
「な、なるほど……?」
???
「やれやれ、そのレベルで最高だなんて。本物を知らない人は面白いことを言うね」
仙人&二仙人&八仙人
「「「なっ、何やつ!!」」」
一億五千兆万人
「転生前の堕落した現実世界でも、こんな愚か者はいなかったよ……」前髪ふぁさ~
全員
((((いやもうお前仙人ですらないじゃん……))))
この人のアドバイスが一番役に立たなかったよ終わり。