朝
男
「う~ん、むにゃむにゃ……」
幼馴染み
「おきろー! 男ー! 朝だぞー!」
男
「うわっ! 幼馴染みか、うーん、おはよう」
幼馴染み
「ねぼすけさんめ! また学校に遅れちゃうよ!」
男
「いやぁ、幼馴染みがいなかったらほんと遅刻ばっかりだったと思う。ありがとな」
幼馴染み
「どーいたしまして! おばさんに頼まれてるんだから、それよりも早く着替え!」
男
「はいはい……って、幼馴染みはほんと朝早いよなぁ。寝坊とかしないの?」
幼馴染み
「いや、えっとね……」
男
「???」
幼馴染み
「私も朝起こしてもらっているんだ……その、私の幼馴染みに」
男
「えっ! 幼馴染みの幼馴染みに!? ややこしいな!」
幼馴染み
「だから私もちゃんと朝起きれるわけじゃないんだよね~」
男
「ちなみに、幼馴染みの幼馴染みは毎日何時頃起きてるの?」
幼馴染み
「さぁ? けどあの子も幼馴染みに起こして貰ってるって言ってた」
男
「幼馴染みの幼馴染みの幼馴染みだって!? そいつは一体何時起きなんだよ!!」
幼馴染み
「さ、さぁ? わかんないけど、多分凄い早いと思う」
男
「何がそいつをそこまで駆り立てるんだよ!!」
幼馴染み
「えっと、なんだろうね……」
夜の三時くらいに起きてるよ終わり