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参考書
少年
「うーん、勉強が分からないぞ! よーっし、参考書を買いに行くか! すいませーん」お店がらがら~
店員
「はいはい、いらっしゃい、何をお探しかな、坊や」
少年
「あの~、参考書を探しているんですけど」
店員
「なるほど、参考書ね……けど残念だ。君には売れないなぁ!」
少年
「ど、どうしてですか!?」
店員
「なぜなら、参考書を買うには高身長、高収入、高学歴が必要だからね! 参考書だけに、三高ってね! がはははは!!!」大笑い
少年
「……え? どういうことです?」
店員のおっちゃん
「三高が通じない……こ、これがジェネレーションギャップ! ぐわああああああああ!!」自らがオッサンと化した現実を突きつけられ血を吐いて死ぬ
少年
「お、おじさん! おじさああああああん!」無自覚なおじさん呼びでトドメを刺す
そもそも三高っていって今の読者さんに通じるか不安だよ終わり