クソリプ
スフィンクス
「ぐははははは! ここを通して欲しければ我が出すなぞなぞに答えよ! ただし万が一間違えた場合は貴様を喰ろうてやるぞ!」
男
「くそっ! 行くも地獄、戻るも地獄か! いいだろうスフィンクスよ! なぞなぞを出してみろ! この俺が答えてやるぞ!!」
スフィンクス
「良い度胸だ。ではいくぞ! 『最初は四本足、次は二歩足、最後は三本足、この生き物はなんだ! 答えて見せよ!』
男
「これは……そうか、わかったぞ! 答えは『人間』だ! 最初はよちよち歩き、次に二足歩行! そして最後に老いて杖をつくようになると三本足! どうだ!?」
スフィンクス
「ぐぬぅ……見事だ! いいだろう、ここを通――」
面倒くさい人
「FF外から失礼します」
スフィンクス&男
((え! 誰!?))
面倒くさい人
「先ほど老人は三本足と言いましたが、それは些か無理がある論説ではないでしょうか? そもそも杖は付属品であり生物としての一部ではありません。それを同じものの様に扱うのは人間の定義から外れており、やはり一般的な認識では杖をついた老人と言えども二足歩行であると……」くどくど
スフィンクス
『おい! 男! コイツは誰だ!? 早く黙らせろ!』
男
『いやだよ! こういうのは相手すると面倒なんだよ!』
スフィンクス
『じゃあどうしろというのだ!』
面倒くさい人
「それにですね。老人を三本足と表現するのはこれ非常に差別的な表現でして、全ての老人がそうでないし、事故などで一時的に松葉杖をついている健常者もいるなかでこんな事を言いだしたらまさしくこれは人権侵害……」くどくど
スフィンクス
『終わらないぞ!!』
男
『俺に文句言うんじゃねぇよ! 本人に言えよ!』
スフィンクス
『だって面倒くさそうだし!』
男
『わかる!!』
しばらくしたら勝利宣言してどこかに行ったよ終わり