わかってない
男性の作家による小説で、若い女性が主人公の作品。
ふだんからいろいろ読んでいますが、違和感が多々。
女の子特有の、周期的な体調の変化や、男性より概してトイレが近い等についての記述がないって。
大半の女子は、生理で不快な症状があり、腹痛でダウンする例は珍しくありません。
あと、外で急におしっこしたくなるとピンチに。
殿方みたいに立って排泄は無理。
男性の小説家は、このへんがまったくわかってないのでは?
主人公の女子について、体調の変化、特有のデリケートなところは、ほとんどの作品でスルー。
どこかの劇場やホールでは、開演前や休憩時の女子トイレは、どなたか風表現だと激混み。
こういう場合に、急な生理や下痢だと大変。
更年期の女性も、いろいろ不快な症状が出るのが通例。
このへんも男性の作家は知らないのか、主人公がキャリアウーマンだと、いつもバリバリと仕事を。
そういうおばさんは例外。
男性の作家に希望するのは、女子の生態について、よく勉強してほしいこと。
そのへんがまったくなってないので、現実が反映されない作品しか書けないのでは?
それでは、女性からの支持は増えません。
嫌われるのがオチ。
今後の動向を注視します。