54話 外部コラボ
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2度目の親子3人コラボから数日後。
「こんばんは~。今日は待ちに待ったコラボだぴょん」
シュウさんの枠で行うコラボ。
「大型コラボでは一緒にやった事あったけど、少人数だと初めてだぴょん」
「こんばんは、伊達ごっこです!」
「この間オフで会ったんだけど、マジモンのJKでビックリしたぴょん」
「え?信じてなかったんですか?」
「ぶっちゃけ・・・使うミームがちょっと古いからサバ読んでると思ってたぴょん」
「ちょ・・・マジ・・・で・・・?」
「古いぴょん。コメでも古いって言われてるぴょん」
「マジかー。今って何が流行ってるんですか?」
「もう1人のゲストに聞いてみる?」
「そうしますかー」
「春夏冬中です。よろしくお願いします!」
「今って何が流行ってるぴょん?」
「何でしょうね?僕も流行には疎い方なんで・・・」
配信のネタ探しばっかりしてて一般的な流行は全く分からない。
「やっぱりあきなちゅじゃないですか?」
「えっ?」
「話題沸騰中だもんね」
「えっ?」
「あのみぃちゃんのリアルお兄ちゃんなのが発覚したり」
「石倉先生がリアルママだったりー」
「V界隈では注目の的だぴょん」
「ですねー」
そうなの?
「Vやってる知り合いって全然居ないんですけど。僕が話題に上がったりするんですか?」
「んー・・・上がった事は無いかな?」
「私も無いかなー」
無いんかいっ。
「え?注目の的なんじゃ・・・?」
「私は注目してるぴょん」
「あ、はい・・・」
「私もー」
「あ、うん・・・」
僕の常連リスナー達の間でのみ話題沸騰中なんだな・・・きっと。
「そ、それで・・・今日の企画って何なんですか?」
「教えて欲しいぴょん?」
「いや、教えて欲しいですよ・・・何するんですか?」
何故か2人共教えてくれなかった。
「伊達ちゃんと相談したぴょん」
「色々、案があったんですよねー」
「腹筋森カーが第一候補だったぴょん」
「はい!?」
どうせ負けるのは僕だ・・・どこに需要が!?
「流石にそれはあきなちゅの枠でやるべきってなってねー」
「う、うん・・・」
「みぃちゃんのパクりになっちゃうけど交代であきなちゅに質問していく雑談って感じの企画になったぴょん」
「結構、みぃの所で喋りましたよ?」
「もっと深掘りするぴょん」
それもあんまり需要が無いと思うけど・・・。
「お手柔らかにお願いします・・・」
交代でって言ってるからシュウさんと伊達さんが交互に僕に質問していくんだろう。
シュウさんはまだしも伊達さんはリアルの僕を普段から間近で見ているだけに何をぶっ込んで来るのか怖い。
「それじゃ、まずは私からいくぴょん」
「はい。お願いします」
「まずはお名前は?」
お・・・?そんな軽い入りか。
「春夏冬中です」
「次は私ねー」
「お手柔らかに」
「うんっ。名前の由来は?」
これまた軽いっ。
「某ラーメン屋さんに行った時に春夏冬中って看板があって」
「うんうん」
「秋が無いから春夏冬であきない。で、商い中って面白いなって思って」
「へー」
「それで、中をあたるって読めば名前っぽいな。って思って」
「なるほどー、芸名なんだー?」
「えっ?」
あ・・・そうか、Vtuber的にはこれが本名か・・・。
「まぁ、そうなりますね。だって親の名前は石倉ですから」
「あー、それもそっかー」
「伊達さんの名前の由来は?」
と、一応、反撃に出てみた。
「伊達は先祖代々だしー?ごっこは親に聞いた事無いから分からないかなー」
そう来たか・・・。
「次は私の番だぴょん」
「はい」
「彼女は居ますか?ぴょん」
いきなり来たな・・・。
「居ないです」
「居た事は?ぴょん」
「な、無いです・・・残念ながら・・・」
「シュウさんはどうなんですか?」
「居るぴょん」
「えっ!?」
「リスナーの皆が彼氏もしくは彼女だぴょん」
「あ、はい、そういう・・・」
うん、分かった。反撃は無意味だ。勝てる気がしない。
その後も質問としては軽めなものが続いたけど、良い様に弄ばれている感じがした・・・。
「それじゃあそろそろ終わるぴょん」
「いきなりですね」
「予定してた1時間は超えてるぴょん」
「いや、そういう意味じゃ・・・」
「??」
「唐突に切り出したな。と、思って」
「私はいっつもこんな感じぴょん」
「あ、はい・・・」
「日程はまだ未定だけど同じメンツで。今度は伊達ちゃんの枠でコラボするぴょん」
「なるはやで予定してまーす。後はあきなちゅがスケジュール出してくれたら確定するんだけどなー」
「す、すみません」
「という感じなんで次回のコラボもお楽しみに~ぴょん」
「はい。よろしくお願いします」
「それじゃあ、せーのっ」
え?
「「またのご来店お待ちしてまーす」」
「えっ・・・」
最後の最後でまたハメられた・・・。