28話 良し良し
森男カートはその後7戦して1度だけ11位になったがそれ以外は全て最下位の12位だった・・・。
「83回ですね・・・」
[DTick]wktk
[T-中]マイク固定したら?
[mrt]抜かれちゃいました・・・すいません・・・
[T-中]まるたさん気にしないで
[DTick]1回だけだし誤差誤差
「うん・・・誤差なんですよねぇー・・・本当に・・・」
[DTick]バイノーラルマイクでやって欲しい
「いやいや、バイノーラルマイクなんて持ってないですよ」
[T-中]ディーティックさん天才・・・
「いやいや、持ってないですって」
バイノーラルマイクなんて高いし、僕の囁き声なんかに需要も無いしっ。
と、思ったけど、この3人なら何でも喜んでくれそう・・・。
いや、でも、僕のやりたい方向性とは違うから今の所は却下。
「マイクも固定したんで腹筋やっていきますね・・・」
さっきは支えも何も無い所で腹筋をやったからそこそこキツかった。
だから、今回はベッドの縁に足を固定させて腹筋を始めた。
「いぃーち・・・にぃーい・・・さぁーん・・・」
[DTick]まだまだ余裕かな?
[T-中]若いから
「しぃーい・・・ごぉーお・・・ろぉーく・・・」
[DTick]私は10回で限界かなー
[T-中]私も
「ひぃーち・・・はぁーち・・・きゅーう・・・」
[T-中]そろそろキツくなってきそう
「じゅーう・・・じゅういっち・・・じゅーぅにっ・・・」
[DTick]そろそろ吐息がっ!
「しまった・・・コメント見れないや・・・どうしよ」
[T-中]こっちは気にしなくて良いよ
[DTick]サボるなっ!
「ちょっとタブレット持って来ます。少々お待ちをっ」
[T-中]気にしなくて良いのに
「いや、気になりますよ。それじゃ、再開しますね」
[DTick]チッ、休憩の良い口実を作らせてしまった
「じゅーぅさんっ・・・じゅーぅしっ・・・じゅーぅごっ・・・休憩になってないです・・・」
[T-中]まだまだ回数はあるから
「じゅーぅろくっ・・・じゅーぅひちっ・・・じゅーぅはちっ・・・終わりが見えないっ!」
[DTick]まだ余裕そう・・・
「じゅーぅきゅうっ・・・にーじゅっ・・・にじゅいーっちっ・・・だいぶ余裕無いです・・・」
そんな感じで腹筋を続けていたが・・・60回を超えて限界がやって来た。
「ろくーじゅうっ・・・ろくじゅいーーー・・・ふはぁ・・・無理だっ・・・」
[T-中]一旦、休憩する?
「ちょっと休憩良いですか・・・?ハァハァハァ・・・」
[DTick]条件がある
「条件?なんですか?ハァハァハァ・・・」
[DTick]もっとマイクを近くに
「え?音遠いですか?ハァハァハァ・・・」
[DTick]うん!
「じゃあ、ちょっと近付けますね。ハァハァハァ・・・」
[T-中]ディーティックさん
[DTick]はい
[T-中]ありがとうございます
[DTick]どういたしまして
「え?なんのやり取りですかっ?ハァハァハァ・・・」
[DTick]そろそろ腹筋を!
「もうちょっと休憩したい・・・いや、それじゃ罰ゲームにならないですね・・・再開します!」
そして、今度は最後までやりきった。
「あ、腹筋に必死過ぎてコメント見れてなかった・・・すみません。ハァハァハァ・・・」
[DTick]尊い
[T-中]尊い
[mrt]尊い
「いや、コメ欄が怖いっ!」
[T-中]お疲れ様!!
「お疲れ様。いやぁ、本当に疲れました・・・ありがとうございます」
[DTick]お疲れ様。吐息ボイス出そう
「吐息ボイス?いや、出さないですよ」
[T-中]ディーティックさんやっぱり天才か・・・
「天才か。じゃないですよ。出さないです」
[DTick]吐息じゃなくてもボイス出して欲しい
[T-中]私も欲しい
[mrt]私も
「ボイスかー・・・考えた事無かったです」
[DTick]ボイスが無理ならグッズ!
[T-中]私も欲しい
[mrt]私も
「グッズは考えた事はありますよ」
[DTick]お?
[T-中]おぉー!
「いずれ・・・って、感じですかね・・・今の所はちょっと・・・」
[DTick]ほーしーいー
と、言われても・・・お金の掛かる事だから急には無理だ・・・。
「ま、まぁ、何か出来ないか考えておきます」
[DTick]お?マジ?
[T-中]おぉー!
「期待せずに気長に待って貰えれば」
[DTick]ヤダヤダヤダ今直ぐが良いーーーーーー
「あー、ヨチヨチヨチ。もうちょっとだけ我慢しようねー」
[T-中]え!!!私もヨチヨチされたい!!!
「え、言われてやるのは何かちょっと恥ずかしいっ!」
[T-中]ヤダヤダヤダヤダさーれーたーいー
「くっ・・・ヨチヨチ・・・」
[mrt]私もお願いします
低浮上なクセにこんな時だけしっかりと・・・。
ティーナカさんに続きまるたさんにもヨチヨチするハメになってしまった・・・。
今更ですが、この小説はフィクションで配信エアプで書いております。
この小説を参考にする人は居ないと思いますが、ゲームや音源等々を配信で使用される場合の許諾は各々でちゃんと調べてガイドラインに則って使用して下さい(`・ω・´)b