22話 わっか
予約投稿しようと思ったら間違えて普通に投稿してしまいましたil||li_| ̄|○ il||li
という訳で・・・これが11月1日分の投稿になります。
ストック減ってきてるから書き貯めないとだ(´・ω・`)
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・ひっひっふー・・・ひっひっふー・・・ちょっと休憩っ」
防音室を大きいサイズのに入れ替えたから・・・という理由でワッカフィットアドベンチャーをやっている。
ううん・・・やってしまっている・・・。
「まだっ・・・もーちょっと休憩っ・・・」
ダイエットになるって言われたからって何でやる気になっちゃったのか・・・。
「コメ欄がキモすぎー。おじさんの吐息で興奮しないでよー」
美少女Vtuberの中身はおじさんという体で実は中の人も美少女JC。それが私・・・ぬいぐるみぃ事、石神めると。
「それじゃ・・・そろそろ再開っ!」
まぁ、実際は普通の中学生で運動が得意という訳でも無く帰宅部。勉強も好きじゃないから成績は中の上くらい。
「あー、やっぱキツいっ・・・!」
そんな私がなんでVtuberになったかと言うと・・・小学生の時に軽くイジメにあった。
クラスのリーダー格の女の子の好きな男の子が私の事を好きだって噂が流れて、嫉妬からイジメの対象になった。
その時、一瞬不登校になりかけて部屋に篭ってスマホを眺めていたら1人のVtuberに目が留まった。
「3面。3面クリアしたら終わっていい?」
物凄い特徴があった訳じゃないけどなんとなく。本当になんとなくで見始めたら話し方とか声とかがスッと心に入って来て落ち着いたのを今でも覚えている。
コメントをした訳でもないし、そんな不登校の話とかイジメの話もしてなかったけどなんとなく背中を押された気がして不登校にならずに済んだ。
「おじさんなんだから体力無いのは仕方ないでしょーーーー」
それで、私もそのVtuber・・・春夏冬中みたいに誰かの居場所になれたらと思って無料でVtuberになれるアプリをダウンロードして配信をやってみた。
まぁ、その時は全然登録者も伸びなかったし同接も全然だったけど・・・折角やるならと思って大手事務所のオーディションを受けてみたら何故かあっさり受かって再デビュー。そこからはトントン拍子に登録者も伸びていった。
「はぁはぁはぁはぁ・・・もー、無理っ・・・はぁはぁはぁ・・・」
もう・・・限界・・・。
「今日はこれで終わるねー。ちょっと体力の限界だからスパチャ読みはまた後日やります」
スパチャ読みよりも次回のワッカフィットアドベンチャーをいつやるか約束してから落ちろってコメントが多い・・・。
「次回のワッカフィットアドベンチャーは・・・未定っ!」
つまり・・・もうやらないっ!
「それじゃ、おつぬい~」
配信を切って一息つこうと思ったらメッセージが飛んで来た。
「次やらない気でしょ?」
「うん、もうやらない」
「だったらお母さんに貸して」
「いいよ。貸すってかあげる」
「それじゃ、お母さんだけ痩せよーっと」
「はいはい。やってから言ってよね」
「そんなキツい?」
「めっちゃ」
「へぇー、その分効果ありそうね」
「続けたらあるんじゃない?」
「ま、なんでもそうか」
「だね」
メッセージを閉じ・・・汗をかいたのでお風呂に入る事にした。
ガチャx2───。
「めると・・・もしかして・・・」
「ん?」
「トイレだなっ!」
「違う」
「なんだ、そっか」
「こっち来んなっ」
「えっ?」
「さっさとトイレ行け」
「言われなくても行くよ・・・」
今、私は絶対に臭い・・・。
のぞむごときどうでもいいけど、のぞむでも臭いと思われるのは嫌だ。
「あ、そういえば、ドタドタなにやってたんだ?」
「聞こえてた?」
「うん」
防音室の中でやったから大丈夫だと思ったけど貫通してたかー。貫通しちゃうんじゃしょうがないよね。
貫通しちゃんうじゃワッカフィットアドベンチャーはもう出来ないなー。
「なんでもいいじゃん」
「ん?良く見たら汗だくじゃん」
「はぁ?見んなし」
「前髪も終わってるし」
「うるせーーーーーーーーー」
「ひひっ」
のぞむのクセに!
「漏らしてしまえっ!」
「あ、ヤベ忘れてたっ」
「お風呂行きたいんだから早く行けっ」
のぞむのクセにのぞむのクセにのぞむのクセにーーーーーーーー。
今日はあきなちゅの配信も無いから癒やしが足りないーーーーーーーーーーーー。