表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

70/137

第69話

フローラが見た先にいたのは、アレキサンダーだった!


アレキサンダーは「よう!!!久しぶり!」


調理場にいたコウガは、その声には聞き覚えがあった。すぐに、カウンターに行った。


コウガは「やっぱりだ!アレキサンダー!」


フローラは「あんた!よく来れたわね!」


アレキサンダーは「なんだ!?その言い方は!?普通は、いらっしゃいませだろ!そして、いつもありがとうございます!だろ?この店は、店員の教育がなってないな!」


コウガは「すんませんな!」


アレキサンダーは「オーナーからこの態度なんだから、この店の先は知れてるな!有り得ないな!」と、肩をすくめて手の平を上向きにして、お手上げ状態ポーズをした。


調理中だったクマタンと掃除中のエレノアも駆け付けた。


クマタンは「おい!アレキサンダー!なんだその態度は!僕の大切なコウガを批判して、いいと思ってるのか!」


フローラは「クマタン!あたしのことも言われてるんだよ!ちゃんと、忘れないで言ってよ!」


クマタンは「ああ・・・。そうだな・・・。フローラのことも悪く言うな。それにしても、お前!アレキサンドリアじゃなかったじゃないか!騙しやがって!」


この時、クルトが店内に入ってきた。アレキサンダーに気付いたクルトは、他のオーナーたちに、アレキサンダーが、リュウジンバーガーに来店していることを知らせに行った。


アレキサンダーは、クマタンに「お前は、優しいからいつでも、ワシを受け入れる!友達は、1回友達になったら、ケンカしても、また友達に戻る!友達は、何やっても、友達だ!それが、友達なんだ!」


クマタンは「どうせ、人がやったら、友達じゃない!自分がやられたら、許さないだろう?そのくせ、自分は、平気で、裏切るんだろう!」


アレキサンダーは「その通りで~~~す!」


クマタンは「やっぱりそうだろうが!それに、アレキサンドリアという噓言って、よくこの店に来れたな!この非道犬!」


アレキサンダーは「この店が、悪いんだ!中途半端に、ハンバーガーを売るから、食べたくなるじゃないか!ほどほど食べれる!店内から、ハンバーガーの匂いをさせるので、匂いがするので、来てしまっただけだ!腹が減ってるから、こんなハンバーガーでも食べたくなるんだ!」


コウガは「なんだとぉぉぉ!!!遠まわしに、けなしているだけじゃないか!」


クマタンは「そうだ!コウガの作るハンバーガーを悪く言うやつは、許せない!」


アレキサンダーは「うるさい!!!つべこべ言わずに、早く、注文を聞いて、早く、作れ!このお客様のワシがお待ちかねだろ!」


揉めているコウガたちリュウジンバーガーに、モールの各オーナーたちが、次々と集まってきた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ