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第47話

それから、しばらくして、店にカップルが入ってきた。以前、来たジョセフィーヌとマクロンだった。


応対したフローラにジョセフィーヌは「こんにちは!いつもの可愛いお嬢さんね!」


ジョセフィーヌは、フローラを見るなり、愛想をした。以前の時のつっけんどんなジョセフィーヌとは違い、フローラは別人のように穏やかな性格のようだった。


コウガは、調理中だったが、ジョセフィーヌに気付き、次に、カウンターに行き「ジョセフィーヌさん、いらっしゃいませ!」と言葉をかけた。


ジョセフィーヌは「コウガさん、先日は、どうも!今日は、アルフレッドさんのところで、髪を綺麗にして、ジュリエットさんの店で、このドレスを買ったのよ!どうかしら?」


ジョセフィーヌは、ピンク色のミニ丈のワンピースを着ていた。袖や裾には、白いレースはもちろん、胸元には、金色のリボンが付いていた。目立つ洋服だった。しかし、ジョセフィーヌのヘアスタイルが軽く、よく似合っていた。


コウガは「よくお似合いですよ!」と心からそう思った。


ジョセフィーヌは「ありがとう!ここで、イートインしてから、また買い物して帰るつもりなの。サラダ鶏バーガーセットをコーラで2人前ね。」


コウガは「ありがとうございます!」


ジョセフィーヌの傍にいるマクロンは、紙の買い物袋や紙箱を持たされている。


マクロンは「ジョセフィーヌ、君の買い物で、クタクタだよ。まだ、買うのかい?荷物は増えて、反対に、僕の財布の中身は減っていく一途だよ。なんとかしてくれよ。」


ジョセフィーヌは、変身以後、度々、バージルモールに訪れていた。ジョセフィーヌは、美しくなり、魅力的なので、他の男性が引く手あまたとなり、逆にマクロンは、逃げられないように、警戒する毎日となった。マクロンは、浮気をする暇もなくなった。ある意味では、自業自得だった。


ジョセフィーヌとマクロンは、リュウジンバーガーで、イートインして、バージルモールで、ショッピングをして、帰って行った。

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