表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/137

第40話

次の休みの日がきた。この日も、埋蔵金探しに、バージルアパートの住人たちは、熱い心で、燃えていた!この日も、砂金採りと同じく、作業着姿だった。


埋蔵金は、グローブ街にあり、ガーデン街の隣町だった。


アパートの前に、全員集合した。今日は、途中まで、ヘルムートの馬車で行くことにした。


そこに、作業着姿のアレキサンダーが現れた!


アレキサンダーは「よう!!!みんな、お揃いだね!!!いやぁ~、気合が入っているね!感心!感心!偉いぞ!」


フローラは「あんた!よく来れたわね!みんなの前に顔を出せたもんだわね!」


アレキサンダーは「ケンカしても、すぐに、仲良くなる!ワシら、と~~~もだちだもんね~~~!!!」


クマタンは「お前!ふざけてるな!お前とは、友達じゃないぞ!いつから友達になったんだ?」


アレキサンダーは、ふざけて「今まで、ずっと友達だぜ~!」


そして、アレキサンダーは、右前足をへそに当てて、左前足をパーにしながら上にあげて、「ホイー!!!」


コウガは「ふざけたやつだな!懲りないやつめ!」


アレキサンダーは「ワシもついて行くよ!ワシでも、何かの役に立つかもしれないよ!」


エレノアは「そんなことあるのかしらね!」と疑った。


ヘルムートは「今度、騙したら、承知しないぞ!」


アレキサンダーは「本を提供した実績を認めてほしいもんだな!」


アルフレッドは「なにもないじゃないか!実績なんて、どこにあるんだ?」


アレキサンダーは「埋蔵金は、これからじゃないか!これからのアレキサンダーの活躍に期待してくれよ!」


クルトは「また今度も、まゆつば物じゃないのか?」


アレキサンダーは「小さい考え方だなあ!そんなことでは、大物になれないぞ!」


フェリックスは「仕方がない!今日のところは、同伴させるとするか・・・。」


みんな、しぶしぶ、アレキサンダーを参加させることにした。


アレキサンダーは、にやけ顔で、「よっしゃー!」と仕切り直した。なぜか、大阪弁だった。


クマタンは、アレキサンダーのことをかなり疑っていた。


アレキサンダーは、砂金採りが失敗したので、成功報酬の20パーセント取りは、諦めていた。しかし、この埋蔵金探しに参加して、埋蔵金のおこぼれにあずかろうと目論んでいた。そのために、前回、砂金採りの失敗の罵倒などは、想定内の事だった。めげないアレキサンダーは、常に、ポジティブなプラス思考のチワワ犬だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ