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第129話

司会の男性は「結婚式に、ご出席ありがとうございました!結婚パーティーのお食事をご堪能ください!」


みんな、食事をすることになった。


コウガは「クマタン、お疲れ様だったね!まずは、ジュースをもらいに行こう!」


料理は、ビュッフェ形式だった。


クマタンは「コウガ、アップルジュースを飲もうよ!料理は、ローストビーフにしよう!」


コウガとクマタンは、料理とジュースをもらい、テーブルに置いて、食べようとした。


「よう!!!」という、いつもの声のアレキサンダーが椅子に座って食べていた。


クマタンは「アレキサンダー!指輪、怪しかったな!」


アレキサンダーは「えっ?何のことかな?ああ~。結婚指輪のことだな!たまたま、ケースから落ちたんだよ!嫌だな~。ワシを疑うなんて。そんなこと言われる筋合いなんて、ねーよ!」


クマタンは「お前から、怪しいことを疑わなかったら、どこがお前なんだ?」


アレキサンダーは「ひどい言い方だなあ!ワシ、悲しいよ!もし、これが原因で、ワシが自殺でもしたら、どう、責任を取ってくれるんだ?300字以内にメモに書いてほしい!」


クマタンは「相変わらず、減らず口は減らないな!」


アレキサンダーは「ところで、コウガ君!君とクマは、今日の結婚式のカップルのように仲がいいな!うらやましいよ!」


コウガは「ありがとう!っていうか、いやに素直だなあ。」


アレキサンダーは「君は、クマがピッタリだよ!どうせ、他に恋人が出来て、結婚までこじつけても、相手は、ひどい女で、出来た子供は、バカばっかり!悲惨が見えているよ!よかったなあ!クマがいて!」


コウガは「悪かったな!っていうか、よくそんな想像できるもんだな!」


アレキサンダーは「君のために言ってるんだよ!コウガ君!」


コウガは「はいはい!ありがとうございます!」


アレキサンダーは「笑顔を忘れているよ!」


そこに、エレノアの祖父のバージルが現れた。


バージルは「やあ、コウガ君!いつもお世話になっているね!今日は、親戚のために、ハンバーガーを調達してもらって、すまなかったね!また、クマタン君やアレキサンダー君も、申し訳なかったね!」


コウガは「いえ、どういたしまして!それにしても、素敵な結婚式ですね!」


バージルは「この建物も立派だね!私のアパートやモールも、建て替えないと、ダメなんだけどね!」


コウガは「そうですね!今に、その願いもきっと叶うでしょう!」


アレキサンダーは「バージルさんよ!希望は、もうすぐだ!希望の光が見えている!!!」と太陽の光が入っている窓を指さした。


アレキサンダーは、とってつけたような、フレーズだった。


クマタンは、アレキサンダーに「希望の光というものの、そう言うお前が砂金採りや埋蔵金探しで、希望の光をボツにしたじゃないか!ベントウボコやトリュフで、ちったーお金になったものの、まだまだだ!もっとコウガをお金持ちにさせたいんだ!お前、役に立ってないじゃないか!」


アレキサンダーは「だーかーら!ワシは、情報提供をしただけだ!ご指摘は、もっともですが、過去や失敗にこだわりすぎるのも、前進を妨げるものです!ここは、プラス思考で、前向きに、考えるのが、ベストな選択方法だと思います!」


クマタンは「お前、本当に、二枚舌だな!」


アレキサンダーは「世渡りのうまいやつだと評価してください!」

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