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お世話係の憂鬱  作者: バネ屋
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#22 真夜中の自問自答


 その日の夜、自室で一人自分の気持ちを整理するため、自問自答していた。




 ・玲を女性として好きなのか?


 イエス

 今の僕は玲のことを、愛(いと)おしく思っている。




 ・昔は玲のお世話は義務だと考えていたのに、いつから好きだと自覚したのか?


 玲が初めて僕に喋ってくれた時からだと思う。

 あの時、玲のためなら何だって出来る、と強く思えた。




 ・玲ママのことを女性として好きなのか?


 う~ん、玲への好きとはちょっと違う気がする。

 ”憧れ”というのがしっくりくるな。綺麗で明るくて、とてもチャーミングな女性。

 子供の僕から見てもとても魅力的な人なのに、なんで独身のままなんだろう。





 ・この先、自分はどうしたいのか。


 玲とずっと一緒にいたい。

 お世話係としてではなく、対等なパートナーとして。





 ・その為にはこれからどうしていくべきか。


 今取り組んでいる試練取り組んで行く、ことしか今は思い浮かばない。





 ・僕自身の問題点


 自分の価値観や考えを玲へ押し付けてしまっているのではないか。

 この先、玲が社交的になったとき、僕が抱いている独占欲を表に出してしまわないかの不安。


 ん~、自分自身の問題点は、正直解決策が思いつかないな。

 これは玲や母上と相談しながら解消していくしかないのかな。





 ここまで考えて、ふぅと溜息を吐いた。



 机の引き出しから玲から貰った手紙を取り出し、何度も読み返した。


 ここ最近の寝る前の日課だ。


 自分でもニヤニヤしているのが判る。

 多分の今の僕はとてもキモイ顔をしているだろう。






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