表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/30

攻撃

 マリのスタジオで急遽、選挙用の映像を取り直した。言っちゃったものはしかたない。公約は生徒復権である。


 最初に、生徒復権の文字が飛び出す。そして、なぞの3人組の踊り。

「みんな大好き、カレー。あすは大好きカレー。かれはアスカレイ。」

 謎のインド映画のような歌と踊りで始まる映像。誰もが一瞬して釘付けになる。

 そして、いかに不条理で不当な校則があるかがコントで流れる。


 僕らは自分の信念において自由に行動する。真の民主主義実現のために。


 学校の旗を掲げながら、光の中に3人が立ち上がる。


「ちょっとやりすぎじゃないのか?」

 僕は心配になった。

「リスクを恐れていては勝利は無い。問題は中身ではない。記憶に残ることだ。だいたい生徒会に興味を持っている生徒なんてわずかだ。ほとんどの生徒にとって生徒会なんてのは触らぬ神にたたりなし。だが、面白いやつが出たとなれば票は動く。いい例が令和初の参議院選挙だ。内容よりもネットを駆使したパフォーマー軍団に人気が集中した。人気と言うのは理論じゃない。雰囲気だ。」

 エレンのやつが珍しく正論を吐く。

「それ、こないだ僕の兄貴から来た忠告のメールだろ。」

 なんだ、受け売りか。おかしいと思った。


「僕に仲間ができたことがよほどうれしかったようだ。たまにはそとに出て現実の世間を体感して来いってさ。」


 そして、ついに選挙戦本番に突入した。各候補者の映像が一斉に配信された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ