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SECRET LOVE  作者: 雨音れいん
SECRET LOVE
26/32

◇SONG◇ 

挿入歌です。前回のダリルの心境を歌詞にしました。


『Only one』


もう心から笑えない

心を向こうに置いてきてしまったんだ

こっちの世界はいつも何かが欠けて見える

太陽のない青空と同じさ

似ていてもちがうんだ

ここは別世界

似ていてもちがうんだ

ここは何かが足りない世界

幸福の色はある

幸福の味はする

でもそれらの幸福はみんなここから出ていってしまう

胸に空いた痕跡「あな」から



こっちの世界には一つだけ足りないものがある

一つだけ



何かが足りない世界

そこに彼はいない

何かが足りない世界

そこにぼくと君がいる







いっそのこと泥沼に墜ちればよかった

君に殺されてもよかった

これじゃまるで抜け殻になったみたいだ

喜びが胸を通り抜けていく

欺瞞の幸福感

欺瞞の笑み

すべて作り物の“喜び”が胸の痕跡「あな」から通り抜けていく



昨日までの幻に心を置いて

このままぼくは歳老いていくのか

何かが足りないこの世界を

その景色が霞んで見えなくなるまで



何かが足りない世界

そこに彼はいない

何かが足りない世界

そこにぼくと君がいる





「正しい愛」は捨ててもよかった

道を踏み外したと言われても

多くを失ったとしても

ぼくは一つだけ手に入ればよかったのに

一つだけ



  彼を失った


次回のことはまだ悩んでいるので書かないでおきます。悩悩悩…

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